12月27日(金)
本の雑誌社は、一足早く本日から冬休み。
であるけれど、1月発売予定の『新・これもおとこのじんせいだ!』の注文取りが一向に進んでいないので、とても休んでいられない。もし28日、29日が土、日でなければ、あと二日は出社したいところ。とりあえず効率を良くするため、書店さんへ直行する。
それにしても何もかもが終わらず中途半端のまま休みを迎えるのはあまりに気分が悪い。営業も目鼻がつく以前の状況だし、DMの製作も一向に進まず、年末の大掃除をする時間がないし、おまけに年賀状はまだ1枚も書いていない。これから200枚以上書くことが本当に可能なんだろうか?
サラリーマンになった頃、持ち慣れていない手帳の年間カレンダーばかり開いて、祝日や3連休を頭に叩き込んで、それを目標に働いていた。親友のシモもまったく同じことをしていて、電話をする度に「あと何回出社すると3連休だ!」なんて話合っていたのだ。
それが今では祝日を恨み、長期休暇を邪魔に考え、休みの日でも出社し、一日でも多く営業日を稼ごうとしている。いったい僕はどうしてしまったんだろうか?
街中には仕事を納めの用意で、寿司やつまみなどを手にした人が多い。ちなみに本の雑誌社は忘年会も納会も何もない。なんだか淋しくなって2時過ぎに会社に戻る。
驚いたことに誰もいないはずの会社には、浜田をのぞいた全員が出社しているではないか。その浜田も午前中は出社していたらしい。いったいこの冬休みの日程は誰が決めたのか? どう考えてもこれでは意味がないではないか。
とにもかくにも、今年一年、『本の雑誌』及び『帰ってきた営業日誌』共々お世話になりました。たぶん来年も続きます。よろしくお願い致します。