明けましておめでとうございます。
本年も『本の雑誌』及び単行本、それから『WEB本の雑誌』とこの「炎の営業日誌」をよろしくお願いします。
さて今年の目標は何だろうか。立ててもあまり意味がないのだが、目標がないと走れない。ならばなんだ? うーん、転職か…。
相変わらず学生と間違われるような童顔なのだが、これが今年の夏には転職ボーダー年齢といわれる35歳を迎えるわけで、そろそろ今後の人生について真剣に考えた方がいいのではないか、なんて考えている。
今の仕事は死ぬほど好きで、『本の雑誌』も愛しているのだが、相変わらず会社になじめないのと、義母と子供二人を養っていくにはツラスギル待遇。妻のため息も聞き飽きてしまった。好きなことをするのも大事だが、家族の笑顔はもっと大事だ。
大好きな佐野元春の『ガラスのジェネレーション』の歌詞「つまらない大人にはなりたくない」をシャウトしつつ10代後半から生きてきたのだが、35歳の今、生きるのに精一杯で、つまらないか楽しいかなんてよく分からなくなってしまった。たぶん、今後も生きるのに精一杯なんだろうが、仕方ない。
そうは書きつつ、とりあえず年始なので仕事の目標を立てる。
<営業>は、初心に返る。この仕事を10年以上も続けていると妙な先入観を持ってしまったり、小手先で数字合わせをしてしまうのだが、やはり営業という仕事は、商品を中心に人と人が出会う仕事であり、その出会いから新しいアイデアが生まれるべきだと思っている。そういう意味でも多くの書店さん、そして多くの書店員さんに出会いたい。出張も行こう!
<WEB本の雑誌>リニューアルも落ちついたが、まだこれは途中であり、この4月には大がかりなシステムを持った新たな交流の場所がオープン。そちらがしっかり盛り上がるようにすることと、この「炎の営業日誌」も3ヶ月に1本くらい面白いことを書こう。いや書けるようになりたい。
<本屋大賞>今年で第3回目を迎える本屋大賞をとにかく成功させること。3回目が大事ですよなんて言われることもあるのだが、1回目だって2回目だってそういわれてきたのだ。そういうプレッシャーよりも、あって当然だと思われる方がかなりプレッシャーで、そもそもこんな続くものだと思っていなかったというか、1、2回やって終わりだと考えていたのだ。しかしここまで来たらトコトンやるしかないし、参加している書店員さんたちが真剣にそして楽しんで投票していただいているようなので、10年、20年の継続を目指してきっちりやっていきたい。
※書店員の皆様、一次投票の〆切は13日です。一年間の思いをぶつけてください! 読者の皆様も楽しみにしていますよ。それからフリーペーパーの申し込みも間もなく終了です。是非「本屋大賞」と本屋さんを盛り上げるため店頭で配布してください。
細かい目標はノートに記す。そう転職するにしても仕事が出来ないことにはどうにもならないので、とにかく今、この場で頑張るしかない。
そんなことを考えていたら浦和レッズに黒部光昭と相馬崇人の移籍が決定したとの報。うう、何だかスゴイことになってきたな浦和レッズ。俺もついでに獲ってくれ~。