2月21日(火)
2月16日の午前11時14分以降、僕のシャチハタが無くなった。
物をなくすのは日常茶飯事だから、またどっかから出てくるだろうと過ごした木曜日、あれ?ほんとに出てこないぞ、これじゃ交通費が精算できないなと慌てだし、机の大掃除を決行したのが金曜の夜。3時間もかかり机の中、下すべて清掃したのに結局出てこず、経理の小林に頭を下げて、100円ショップで代替のハンコを買ってもらった月曜日。
事務の浜田は「誰かが持っていったんですよ」なんていうし、氷結松村は「ヒモでもつけて首からぶら下げておけばいいじゃないですか」と相変わらず冷たい。でもでも絶対この部屋のなかから外に出してないし、物理的に物が消えるなんて信じられない。おーい、俺のシャチハタ~と騒ぎ続けたのである。
そして本日、何だか大盛り藤原の机の引き出しが光って見えるではないか。試しに開けてみたらそこにはシャチハタがあった。いや当然各自持っているものだからそれは「藤原」のだろう。でもでも。いや、藤原を疑っているわけでないけれど…。
許せ、藤原。こっそりフタをとったら、なんとなんと「杉江」の名前が彫られているではないかぁ!!!
ボカッ、ドスッ、ガタ、ボッ! 燃えろよ燃えろ、お前のプライドの旗!