6月22日(金)
人を紹介すれば良いのかと思って気軽に引き受けたところ、なんと司会をさせられることになってしまったのが、第14回東京国際ブックフェアと併設して行われる「本の学校・出版産業シンポジウム2007in東京 ー経営そして現場から、書店の未来を考える」の分科会。
僕が司会をさせられるのは第4分科会の「若手書店人の力 ー現場発のコラボレーション」(7月7日(土)14時40分〜16時10分まで、)という講義で、本屋大賞代表:オリオン書房ノルテ店白川さん、千葉会(酒飲み書店員大賞)代表:堀江良文堂書店高坂さん、そして森見登美彦書店応援団まなみ組代表:ときわ書房聖蹟桜ヶ丘店高橋さんのお招きし、それぞれの販促についてお伺いする予定。
話を聞くのは大好きなのだが、この3人と僕で、果たして人前で話せるような内容になるのかは、いまだに半信半疑というか、かなり疑問を抱いている。酒が入らなきゃ大丈夫かなぁ…。
というわけでこちらの受講申し込み方法は、本の学校ホームページ(http://www.hon-no-gakkou.com/)の「出版産業シンポジウム2007in東京」から申込書がダウンロード出来ますので、よろしくお願いします。
いやあまり人が集まらない方が僕らとしては気楽で良いんですけど、運営の人は大変だと思いますのでよろしくお願いします。
浜田が健康診断のため、社内に残って電話番。涼しくて良いなぁと思ったが、本日は外も雨で、涼しいのだ。チクショー。
夕方、ジュンク堂書店池袋本店へ。
本日は恒例のイベント「翻訳文学ブックカフェ PART23」が行われるのだ。
満員のお客さんの前で、聞き上手の新元良一さんが、ゲスト柴田元幸さんから『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズ著 柴田元幸/前山佳朱彦訳(みすず書房)について聞き出す。
『囚人のジレンマ』はブックファーストの林さんからも薦められていたのだが、あまりの分厚さと高額に腰が引けていたのだが、これは読まねばならない作品であることがよくわかった。また翻訳やパワーズについてはもちろん、アメリカに関してなどもとても興味深い話が聞け大満足。
また会終了後、柴田元幸さんが椅子やテーブルを片づけているジュンク堂書店のアルバイトさんに「お世話になりました。ありがとうございました」と深々と頭を下げていたのに思わず感動してしまった。