10月2日(木)
- 『詩羽のいる街』
- 山本 弘
- 角川グループパブリッシング
- 1,890円(税込)
- >> Amazon.co.jp
- >> HonyaClub.com
我が本を出版してくれる無明舎出版のホームページには、安部さんが連載している『今日の出来事』という日記がある。『「本の雑誌」炎の営業日誌』の出版が決まってから毎日覗いているのだが、何だか我が本の出版が近づくに従って文面が暗くなっているのは気のせいだろうか。いや気のせいではない。現に10月1日の日記ではこんなことを吐露しているのである。
「10月のスケジュール表にあれこれと書き込んでいたら、けっこうハードな日々が続くことがわかった。ハードというのは資金繰りも含めての意味だが、先月に引き続き新刊も4冊出る。まだ販促してない新刊もあるというのにどうしよう。販促と新刊のバランスをどうとって行くか、それが問題だ。あせらず冷静に、そして大胆に。」
そういえば安倍さんに伝え忘れていたことがあった。
私が就職した会社は不況が訪れるのである。現に前いた会社も本の雑誌社も私が入社するまで社員旅行なぞがあったのに、入社以来旅行どころか散歩もなくなっているのだ。おそらく無明舎出版も私こと疫病神に取り憑かれることになるのではなかろうか。疫病神を振り払うには、お布施代わりに初版部数を増やすという手があるが、大胆に冷静に判断してもらいたい。
通勤読書は『詩羽のいる街』山本弘(角川書店)。読了後、タッキーにプレゼント。
沢野さんからリュックがふたつ送られてくる。中には山の道具と帽子が10個。山女化した浜田が喜んでいた。
お茶の水の茗渓堂へ新刊『おかしな時代』津野海太郎を直納。坂本克彦さんとお話。
『辺境の旅はゾウにかぎる』高野秀行がよく売れるから読んでみたけど、面白いねー」。うれしいかぎり。
駅前の丸善さんへ。こちらでは昨日から「出版営業マンが"仕事を忘れてしまう"ほど夢中になった1冊」というフェアをやっていて、いつも仕事を忘れてしまう私も自社本と他社本を1冊ずつ推薦させていただいている。このフェアの面白いところは11社の営業マンが参加しているのだが、いちばん売れた営業マンは、その後1ヶ月間棚を占領することができ、好きなフェアをしていいというところ。勝ちたい。
その後は坂を下って神保町と半蔵門線を営業し、会社に戻る。
「10月のスケジュール表にあれこれと書き込んでいたら、けっこうハードな日々が続くことがわかった。ハードというのは資金繰りも含めての意味だが、先月に引き続き新刊も4冊出る。まだ販促してない新刊もあるというのにどうしよう。販促と新刊のバランスをどうとって行くか、それが問題だ。あせらず冷静に、そして大胆に。」
そういえば安倍さんに伝え忘れていたことがあった。
私が就職した会社は不況が訪れるのである。現に前いた会社も本の雑誌社も私が入社するまで社員旅行なぞがあったのに、入社以来旅行どころか散歩もなくなっているのだ。おそらく無明舎出版も私こと疫病神に取り憑かれることになるのではなかろうか。疫病神を振り払うには、お布施代わりに初版部数を増やすという手があるが、大胆に冷静に判断してもらいたい。
通勤読書は『詩羽のいる街』山本弘(角川書店)。読了後、タッキーにプレゼント。
沢野さんからリュックがふたつ送られてくる。中には山の道具と帽子が10個。山女化した浜田が喜んでいた。
お茶の水の茗渓堂へ新刊『おかしな時代』津野海太郎を直納。坂本克彦さんとお話。
『辺境の旅はゾウにかぎる』高野秀行がよく売れるから読んでみたけど、面白いねー」。うれしいかぎり。
駅前の丸善さんへ。こちらでは昨日から「出版営業マンが"仕事を忘れてしまう"ほど夢中になった1冊」というフェアをやっていて、いつも仕事を忘れてしまう私も自社本と他社本を1冊ずつ推薦させていただいている。このフェアの面白いところは11社の営業マンが参加しているのだが、いちばん売れた営業マンは、その後1ヶ月間棚を占領することができ、好きなフェアをしていいというところ。勝ちたい。
その後は坂を下って神保町と半蔵門線を営業し、会社に戻る。