7月23日(木)
- 『世界のサッカー応援スタイル』
- 『サッカー批評』編集部
- カンゼン
- 1,814円(税込)
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- >> エルパカBOOKS
と、とんでもない本が出てしまった。
私が今までずーっと夢見た本である。
こういう本が出ればいいなあと思っていた本である。
それが出てしまったのである。
『世界のサッカー応援スタイル』サッカー批評編集部編(カンゼン)。
「サッカー批評」といえば、私が「本の雑誌」2009年4月号で編集長の森さんへインタビューを試みた雑誌であるが、あの森さんの不敵な微笑みの下で、こんな本を編集していたとは、もう脱帽どころか、丸刈りになってもいいのである。私は毎年勝手にサッカー本大賞というのを選んでいるが、この『世界のサッカー応援スタイル』は、サッカー本大賞の中の、サッカー本大賞、何を行っているんだかわからくなってきたが、キング・オブ・サッカー本である。
どんな本かというの世界中のサッカーバカ=サポーターがどのようにおらがチームを応援しているか徹底ルポしているのである。スタジアムの雰囲気から、チームやサポーターの歴史、そしてそしてなんとチャント(応援のコール)まで克明に紹介されているのである。しかもイングランド、スコットランド、スペイン、イタリアなどのヨーロッパはもちろん、ブラジル、アルゼンチンなどの南米、そしてアジア、アフリカまで網羅しているのだ。
例えばリバプールサポが歌うジェラードのチャントやフェルナンド・トーレスのチャントが。いやそんなレベルのものだけでなく敵チームを皮肉った、そう浦和レッズサポーターがかつてカズや武田に歌っていたようなチャントから、本気でヤバいチャントまですべて載っているのだから読み出したら止まらない。しかもそれがもう日本人の意識がぶっ飛ぶくらいすごいチャントなのである。
ローマサポがユベントス戦で歌うチャントはこんな感じなのである。
月曜日、
パトロンの工場(フィアット社)に仕えに行くお前らはなんて哀れなんだ、
オー、ユベンティーノどもよ、
アニェリ家(フィアット社のオーナー一族)の連中どもの
○○○でもおしゃぶりしてろ
ユーベ・メルダ、ユーベユーベ・メルダ(メルダ=糞の意)
もちろん誇りを胸に自チームを歌うチャントは、そこに民族の歴史が含まれるため、読んでいるだけで涙があふれるようなものばかり。
読み出したら眠れない、間違いなく、サッカーバカ必携の1冊。
★ ★ ★
会社は京王線にあるため「ホーム」のはずなのだが、レッズサポの私には完全「アウェー」な京王線を営業。途中大雨が降り出し、いちだんとアウェー感が漂ったが、「がんばれよしつぐ」チャントを歌いつつ、夕方までしっかり営業す。
私が今までずーっと夢見た本である。
こういう本が出ればいいなあと思っていた本である。
それが出てしまったのである。
『世界のサッカー応援スタイル』サッカー批評編集部編(カンゼン)。
「サッカー批評」といえば、私が「本の雑誌」2009年4月号で編集長の森さんへインタビューを試みた雑誌であるが、あの森さんの不敵な微笑みの下で、こんな本を編集していたとは、もう脱帽どころか、丸刈りになってもいいのである。私は毎年勝手にサッカー本大賞というのを選んでいるが、この『世界のサッカー応援スタイル』は、サッカー本大賞の中の、サッカー本大賞、何を行っているんだかわからくなってきたが、キング・オブ・サッカー本である。
どんな本かというの世界中のサッカーバカ=サポーターがどのようにおらがチームを応援しているか徹底ルポしているのである。スタジアムの雰囲気から、チームやサポーターの歴史、そしてそしてなんとチャント(応援のコール)まで克明に紹介されているのである。しかもイングランド、スコットランド、スペイン、イタリアなどのヨーロッパはもちろん、ブラジル、アルゼンチンなどの南米、そしてアジア、アフリカまで網羅しているのだ。
例えばリバプールサポが歌うジェラードのチャントやフェルナンド・トーレスのチャントが。いやそんなレベルのものだけでなく敵チームを皮肉った、そう浦和レッズサポーターがかつてカズや武田に歌っていたようなチャントから、本気でヤバいチャントまですべて載っているのだから読み出したら止まらない。しかもそれがもう日本人の意識がぶっ飛ぶくらいすごいチャントなのである。
ローマサポがユベントス戦で歌うチャントはこんな感じなのである。
月曜日、
パトロンの工場(フィアット社)に仕えに行くお前らはなんて哀れなんだ、
オー、ユベンティーノどもよ、
アニェリ家(フィアット社のオーナー一族)の連中どもの
○○○でもおしゃぶりしてろ
ユーベ・メルダ、ユーベユーベ・メルダ(メルダ=糞の意)
もちろん誇りを胸に自チームを歌うチャントは、そこに民族の歴史が含まれるため、読んでいるだけで涙があふれるようなものばかり。
読み出したら眠れない、間違いなく、サッカーバカ必携の1冊。
★ ★ ★
会社は京王線にあるため「ホーム」のはずなのだが、レッズサポの私には完全「アウェー」な京王線を営業。途中大雨が降り出し、いちだんとアウェー感が漂ったが、「がんばれよしつぐ」チャントを歌いつつ、夕方までしっかり営業す。