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8月12日(水)

デジタルコンテンツをめぐる現状報告―出版コンテンツ研究会報告2009
『デジタルコンテンツをめぐる現状報告―出版コンテンツ研究会報告2009』
出版コンテンツ研究会,岩本 敏,小林 弘人,佐々木 隆一,加茂 竜一,境 真良,柳 与志夫
ポット出版
1,944円(税込)
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 通勤読書は『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』出版コンテンツ研究会ほか(ポット出版)。出版社、電子取次、印刷会社、経済産業省に、『新世紀メディア論』を書いたインフォバーンの小林さんがそれぞれの立場からデジタルコンテンツについて話しているのだが、最近、WEBのコンテンツに、というよりはWEBを見ている一部の読者に疑問を感じていたので、かなり興味深く読めた。

 営業は新横浜から東横線。
 新横浜のS書店さんでは、『100回泣くこと』中村航(小学館文庫)が多面積みで展開されており、かなり売れているそうだ。文庫はもはや新刊ではなく、各書店ごとの仕掛け販売頼りという印象を受ける。

 綱島のA書店Kさんと女子サッカーについて話そうと思っていたのだが、ちょうど休憩に出たところで、お会いできず残念無念。

 さてこのような猛暑のなか、なぜ営業マンは歩いているかというと、訪問することによって自社の本を思い出してもらい、注文をもらうというのはとても大切な使命で、例えば当社比最速の重版がかかった『SF本の雑誌』も、これだけ新刊がでるなかでは書店員さんの記憶の彼方に埋もれてしまうことも多いのである。

 そこで私が訪問し、「どうですか?」と聞くことによって、「そういえば棚に...あっ! 売り切れていたじゃん。ごめんごめん」と注文をいただくのである。そうやっていただく注文のうれしいことといったら。

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