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8月25日(火)

絲的メイソウ
『絲的メイソウ』
絲山 秋子
講談社
1,365円(税込)
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あるキング
『あるキング』
伊坂 幸太郎
徳間書店
1,296円(税込)
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フリーター、家を買う。
『フリーター、家を買う。』
有川 浩
幻冬舎
1,512円(税込)
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 ただいま絲山作品をすべて読み直しているのだが『絲的メイソウ』(講談社)は何度読んでもそのおかしさに吹き出してしまう。絲山さんは、小説だけでなく、エッセイも素晴らしい。

 毒舌、自虐、暴走、すべての文章を575で綴ったり、野菜のエラさを語ったり、いやーこれだけの文章すら絶対力を抜かないその職人技に感服。それなのに「おみやげはいらない」と書かれているのをすっかり忘れ、先日訪問した際、笹塚名物のせんべいを持っていってしまったではないか。顔からファイヤー。

★   ★   ★

 話というのはどのタイミングで切り上げていいのだろうか。

 本日立川を訪問したのだが、25日ということで『あるキング』伊坂幸太郎(徳間書店)や『フリーター、家を買う』有川浩(幻冬舎)など新刊が台車に山盛り。

 それを気にしつつ書店員さんに声をかけたのであるが、話だしたらつい盛り上がってしまい、どこで切り上げていいのかわからなくなってしまった。私と話すこの時間、もしかしたら書店員さんは残業になるのではなかろうか、新刊を出すタイミングが10分遅れただけで、売上が1冊減るかもしれない。そういえば、昨日もTさんと盛り上がってしまい、お店を出たときには1時間が過ぎていた。親密になりたい反面、お邪魔にならないタイミングを見極めなきゃいけないわけで、その辺の判断は非常に難しい。おまけに書店員さんはレジ担当の時間が割当られていたりして、本日はそれで失敗してしまった。ごめんなさい。

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