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9月11日(金)

緋色からくり
『緋色からくり』
田牧 大和
新潮社
1,728円(税込)
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味方をふやす技術―[よのなか]の歩き方〈3〉   ちくま文庫
『味方をふやす技術―[よのなか]の歩き方〈3〉 ちくま文庫』
藤原 和博
筑摩書房
626円(税込)
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 今日もまだ朝立ちが続いている。大丈夫だろうか、私は。もしや勝間和代でなく、変な薬を味噌汁に入れられているのではなかろうか。妻に確認しようと思ったが、寝ていたので辞めた。

 しかしこれはこのまま新しい仕事のスタイルを確立しようとスケジュールを練り直す。
 それに従って本日は川崎方面を営業。

 それにしても川崎はいつの間にか本の街になっているではないか。あおい書店、有隣堂、丸善とが切磋琢磨し、それぞれ特徴のある書店さんになっている。こんな街に住んでいる人は幸せだ。

 そんなかなY書店のOさんが熱烈プッシュされているのが『緋色からくり』田牧大和(新潮社)
で「時代小説に読み慣れていないんですけど、すごい良かったんですよ」と多面積みに看板展開。既刊本もすべて並んでおり「こっちも良かったんですよ」とのこと。これは時代小説脳になっているうちに読まねばならない。

 ラゾーなの丸善では、エンタメ・ノンフフェアが絶好調のようで、担当のSさんも驚かれていた。しかしそのフェア棚を見ると、確かに面白そうな本がいっぱい並んでいるのだ。こういうのを棚を編集するというのだろう。

 そのSさんがただいま大展開して売り出しているのが、『味方をふやす技術』藤原和博(ちくま文庫)で、「ずーっと棚前で売れていて、もしかしたらと思って昨日から多面積みしたら、もう十数冊売れちゃった」とのこと。これは、もうタイトルを見ただけで今にぴったりな本で、もしやベストセラーになるのではなかろうか。

 その後、大森のB書店さんを覗くと、こちらでは「執事小説フェア」なぞという独特なフェアが展開されいていた。担当のTさんに話を伺うと「漫画で執事ものが流行っているんですけど、本当の執事ものをはこうなんだと展開しているんです」と話される。このお店はいつ来てもちょっと変わったフェアをしていて面白い。

 今日も成績はともかく、訪問的には予定通りの100点満点の営業だ。
 しかし足は棒になり、クタクタだ。
 そろそろ宮田珠己さんの爪の垢をもらいに行こう。

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