9月14日(月)
週が明けても、私の営業熱はおさまらず、本日も爆裂営業。
やはり「百聞は一見にしかず」というか「百データは一軒にしかず」である。
いろんなことで発見の連続。
クタクタになって家に帰り、風呂から上がったところで、営業仲間のAさんから携帯にメール。
「ジュンク堂が文教堂の筆頭株主に!」
その筆頭株主になったジュンク堂は大日本印刷と資本提携しており、その大日本印刷は図書館流通センターや丸善とも資本提携、ブックオフの筆頭株主でもある。そしてブックオフは、青山ブックセンターを運営しており、このグループのなかに文教堂も入ったということなのか。ところがその文教堂は昨年取次のトーハンから第三者割当増資7億円を受けており、こうなるとトーハンも交えて何か大きな流れが進んでいるのだろうか。またつい最近中堅版元であるゴマブックスが民事再生法を申請し、こちらには3、4社買い手が名乗り上げている。
......なんて書いてみたが、正直さっぱりわからない。
わかっているのは本や雑誌がどんどん売れなくなってきていることと、この一年ぐらいで私の周りに失業者が大変増えているということだ。以前であれば「本の雑誌」10月号の栗原さんの原稿じゃないが、同業他社にすんなり転職され、再会を祝うことが多かったのだが、最近はそれっきりになってしまうことがほとんどだ。これだけ縮小している業界だから仕事がないのは当然だろうし、人によってはそんな業界に失望し、他業種へ就職している人もいるだろう。
明日は我が身というか、今日は我が身の気分であり、私にとって業界全体のことなどどうでもいいのである。自分の生活のために、一冊でも多く売れる「本の雑誌」や単行本を作り、営業していくしかないのである。
そういえば私がもっとも尊敬している書店員さんがいつだか言っていたことを思い出す。
「杉江くん。出版業界は......とか絶対語っちゃダメだよ。そんなことを言う暇があったら自分のところが一円でも儲かる新しいことを考えなきゃ。それが本当に儲かって正しいことだったら、それをみんな真似して業界が変わって行くから」
全然関係ないが、社内ではどこのグループに入るか大騒ぎ。私は本の雑誌社を浦和レッズに買ってもらって、浦和レッズの方に異動になりたいのだが、浜本は俺はジャスコがいいなあ、そんでショッピングモールのなかにオフィスを入れてもらうの、とわけのわからないことを言っていた。ダメかもしれん。
やはり「百聞は一見にしかず」というか「百データは一軒にしかず」である。
いろんなことで発見の連続。
クタクタになって家に帰り、風呂から上がったところで、営業仲間のAさんから携帯にメール。
「ジュンク堂が文教堂の筆頭株主に!」
その筆頭株主になったジュンク堂は大日本印刷と資本提携しており、その大日本印刷は図書館流通センターや丸善とも資本提携、ブックオフの筆頭株主でもある。そしてブックオフは、青山ブックセンターを運営しており、このグループのなかに文教堂も入ったということなのか。ところがその文教堂は昨年取次のトーハンから第三者割当増資7億円を受けており、こうなるとトーハンも交えて何か大きな流れが進んでいるのだろうか。またつい最近中堅版元であるゴマブックスが民事再生法を申請し、こちらには3、4社買い手が名乗り上げている。
......なんて書いてみたが、正直さっぱりわからない。
わかっているのは本や雑誌がどんどん売れなくなってきていることと、この一年ぐらいで私の周りに失業者が大変増えているということだ。以前であれば「本の雑誌」10月号の栗原さんの原稿じゃないが、同業他社にすんなり転職され、再会を祝うことが多かったのだが、最近はそれっきりになってしまうことがほとんどだ。これだけ縮小している業界だから仕事がないのは当然だろうし、人によってはそんな業界に失望し、他業種へ就職している人もいるだろう。
明日は我が身というか、今日は我が身の気分であり、私にとって業界全体のことなどどうでもいいのである。自分の生活のために、一冊でも多く売れる「本の雑誌」や単行本を作り、営業していくしかないのである。
そういえば私がもっとも尊敬している書店員さんがいつだか言っていたことを思い出す。
「杉江くん。出版業界は......とか絶対語っちゃダメだよ。そんなことを言う暇があったら自分のところが一円でも儲かる新しいことを考えなきゃ。それが本当に儲かって正しいことだったら、それをみんな真似して業界が変わって行くから」
全然関係ないが、社内ではどこのグループに入るか大騒ぎ。私は本の雑誌社を浦和レッズに買ってもらって、浦和レッズの方に異動になりたいのだが、浜本は俺はジャスコがいいなあ、そんでショッピングモールのなかにオフィスを入れてもらうの、とわけのわからないことを言っていた。ダメかもしれん。