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9月25日(金)

小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)
『小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)』
神山健治
メディアファクトリー
1,512円(税込)
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ダメ人間 ~溜め息ばかりの青春記 (ダ・ヴィンチブックス)
『ダメ人間 ~溜め息ばかりの青春記 (ダ・ヴィンチブックス)』
鈴井貴之
メディアファクトリー
1,296円(税込)
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 直行で常磐線を営業。

 柏のS書店で担当のOさんと文芸書のベストテンを眺めながらお話。

 1位『新参者』東野圭吾(講談社)
 2位『あるキング』伊坂幸太郎(徳間書店)
 3位『化物語(上)』西尾維新(講談社BOX)
 4位『小説 東のエデン』神山健治(メディアファクトリー)
 5位『化物語(下)』西尾維新(講談社BOX)

 西尾維新はアニメ化によって再ブレイク中らしく、今までの部数を遥かに越えて売れているそうだ。既刊本も軒並み動き出しているようだし、4位の『小説 東のエデン』もアニメからの小説化であり、映画もそろそろ公開されるとか。

 若者はきちんと本を読んでいるではないか。

 その後、新松戸、松戸を営業。松戸のR書店Tさんとは恒例のCDの貸し借り。私はThe Cribs「Ignore The Ignorant」などを渡し、TさんからはThe Wildhearts「ichutzpah」などを渡される。

 ちなみにこちらの書店さんでは「出版営業ガチンコ対決&新書ガチンコ対決」フェアを開催しているのだが、初開催の新書フェアが売れているそうだ。マスで売る感覚の強い新書であるが、もしかするとこの手の方法も利用できるのかもしれない。

 綾瀬のY書店では、「いちだんと新刊が入りにくくなっている」と伺うが、刷り部数減少のなか、相変わらずジュンク堂書店などの大型出店が続けば、町の本屋さんへの配本は減る一方だろう。

 最後は北千住のK書店さんを訪問。担当のHさんと久しぶりお会いでき、つい長話。
「POPとか帯とかの販促以外の、次の売り方を考えたいですね」とのことで、私もそう思うのであるが、それにしてもHさんの秘蔵品と愛たっぷりに展開された『 ダメ人間 溜め息ばかりの青春記』 鈴井貴之(メディアファクトリー) は、幸せものだと思う。

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