« 前のページ | 次のページ »

10月5日(月)

錯誤配置 アジア本格リーグ1
『錯誤配置 アジア本格リーグ1』
藍シャウ
講談社
1,890円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HonyaClub.com
>> エルパカBOOKS
二つの時計の謎 アジア本格リーグ2
『二つの時計の謎 アジア本格リーグ2』
チャッタワーラック
講談社
1,785円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HonyaClub.com
>> エルパカBOOKS
 台風の影響で今週は一週間雨とのこと。娘の運動会はいつできるのだろうか。
 そして雨の営業はまったく気にならないのであるが、ランニングできないのが非常につらい。3日走れない日が続くと「走れないストレス」が体内で暴発しそうになるのだ。

 午前中は企画会議。いろいろ出して、いろいろ通ったり、ボツったり。

 午後から営業に出かけるが、新浦安に行くつもりがなぜか錦糸町に着いてビックリ。ああ、総武線快速じゃなくて、京葉線に乗らなきゃいけなかったのだ。東京駅でホームを間違えてしまった。そのまま総武線を営業。

 船橋のときわ書房でUさんとオープンされたばかりの「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の話。翻訳ミステリーの凋落(売行き)が叫ばれる昨今、それをどうにか盛り上げようと有志が集まり、企画されたそうだ。

 しかし翻訳ミステリーに限らず、洋楽、洋画と海外から入ってくるものがすべて落ち込んでいるわけで、これはSFや文学というジャンルの栄枯の話とは違う土俵の話なのではないかと思うのであった。そして映画や音楽のことを考えるとならば、韓流ブームのように次はアジアなのではないかと思ったら、すでに『錯誤配置<アジア本格リーグ1>』『二つの時計の謎<アジア本格リーグ2>』(ともに島田荘司選・講談社)がでているそうで、Uさん曰くたいそう面白いとのこと。

 夜は松戸へ移動し、9月いっぱい行われていた「出版営業ガチンコ対決」の結果発表会に参加。残念ながら私は10人中9位という散々な結果に終わったのだが、1位の二見書房の営業マンが推した他社文庫が、なんと我らが宮田珠己の『ときどき意味もなくずんずん』(幻冬舎文庫)で、ぶっちぎりの売上であった。そういえば私がお茶の水丸善さんで勝ったときも、この本だったのだ。恐るべし、宮田珠己。

« 前のページ | 次のページ »