10月7日(水)
- 『ヘヴン』
- 川上 未映子
- 講談社
- 1,512円(税込)
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- 『晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫)』
- 宮田 珠己
- 幻冬舎
- 700円(税込)
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通勤読書は、話題の『ヘヴン』川上未映子(講談社)。
斜視でいじめられている男の子と汚いといじめられている女の子が文通などの交流のすえ、自分たちの存在を確認していく。人が集まったところに生まれる社会というものをあらわにした小説だ。ただ、帯にあるような「驚愕と衝撃! 圧倒的感動!」あるいは「涙がとめどなく流れる──」のような作品とは思えなかった。読んでいる間、ずっと胸に手をあてたくなるような作品だった。
台風直撃前日。中央線を営業。
とある書店さんで「今日は人がいなくて。すいません、もし何かあったら手短にお願いできますか」と顔を合わすとすぐに言われた。こういう申し出は実は営業マンにはありがたい。気付かずにダラダラ話して迷惑をかけずに済むし、大切な話がアポを取った上で訪問すればいいのである。
吉祥寺のブックス・ルーエさんを訪問すると2階の文庫売場の一角で『スットコランド日記』が手書き看板とともに展開されていた。担当のHさんにお礼の言葉をかけようと思ったら、残念ながらお休みだった。ちなみに宮田珠己さんがウルトラマンより大きい大仏を見て歩いた『晴れた日は巨大物を見に』が幻冬舎文庫になった。
斜視でいじめられている男の子と汚いといじめられている女の子が文通などの交流のすえ、自分たちの存在を確認していく。人が集まったところに生まれる社会というものをあらわにした小説だ。ただ、帯にあるような「驚愕と衝撃! 圧倒的感動!」あるいは「涙がとめどなく流れる──」のような作品とは思えなかった。読んでいる間、ずっと胸に手をあてたくなるような作品だった。
台風直撃前日。中央線を営業。
とある書店さんで「今日は人がいなくて。すいません、もし何かあったら手短にお願いできますか」と顔を合わすとすぐに言われた。こういう申し出は実は営業マンにはありがたい。気付かずにダラダラ話して迷惑をかけずに済むし、大切な話がアポを取った上で訪問すればいいのである。
吉祥寺のブックス・ルーエさんを訪問すると2階の文庫売場の一角で『スットコランド日記』が手書き看板とともに展開されていた。担当のHさんにお礼の言葉をかけようと思ったら、残念ながらお休みだった。ちなみに宮田珠己さんがウルトラマンより大きい大仏を見て歩いた『晴れた日は巨大物を見に』が幻冬舎文庫になった。