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11月13日(金)

マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)
『マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)』
小出 義雄
角川SSコミュニケーションズ
842円(税込)
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 通勤読書は『マラソンは毎日走っても完走できない』小出義雄(角川SSC新書)。
 Qちゃんを育てた小出監督のトレーニング論。私は決してマラソン出場が目標なわけでもないし、完走にも興味がないのだが、何となく一年もランニングをしていると、走るということに興味が湧いてくる。というわけで初めてその手の本を読んだわけだが、結構勉強になった。一週間のトレーニングにメリハリが必要なのだな。

 総武線、東西線を営業。
 私の好きな山下書店行徳店を訪問すると店長のFさんが、文庫の棚を入れ替えていた。
こちらのお店は行徳駅の改札を出てすぐ脇にあるのだが、「うちはほとんどが常連さんなんですよ」とFさんが話すとおり、いわゆる地元の町の本屋さんである。

 そういうお店の棚造りというのはどういうところなんだろうと訊ねると「入れ替えていくのがやっぱり大切ですね。人気の出てきた作家の文庫も一ヶ月半ぐらい平積みしたら、別の作家に入れ替える。そういうことを怠るとてきめんに売り上げが下がるので、毎日いろいろ動かしてます」とのことだった。昔の書店員さんは棚を耕すと言っていたが、そういうことなんだろう。

 夕方会社に戻ると高野秀行さんが来社。
 『放っておいても明日は来る』のサイン本予約分にサインしていただき、ささやかながらの打ち上げ。

「この瞬間がいちばん嬉しいよね」と高野さんは話すが、営業でもある私は、半年後ぐらいの数字が出た瞬間がいちばん嬉しくもあり、怖いものだ。重版かけられますように。

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