1月20日(水)
- 『活字たんけん隊――めざせ、面白本の大海 (岩波新書)』
- 椎名 誠
- 岩波書店
- 821円(税込)
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『増大派に告ぐ』小田雅久仁(新潮社)をじっくり読みつつ、その合間に出たばかりの『活字たんけん隊』椎名誠(岩波新書)を読む。椎名本をすべて読んだ気になっていた若い頃、岩波新書でこのシリーズの最初の作品『活字のサーカス』を発見したときの嬉しさを思い出す。そして読み出してすぐあまりの面白さに大笑いしつつ、まさに活字の世界に引き込まれていったのも忘れていない。思えばあの辺から私の今の人生は始まったのかもしれない。
今作も相変わらず椎名的読書の名エッセイになっており、まったく興味のない世界の本なのにみんな読みたくなってしまうのはどういうことだ。面白小説を追い求めるのも読書のひとつであるが、椎名さんのように好奇心に赴くままずんずんとそのジャンルを探求していくのも読書の醍醐味だろう。早くこういう大人の読書ができるようになりたい。
営業は京王線へ。
なんていうか最近はまっとうな営業マンに戻り、黙々と書店さんを廻っている。
そして気づいたのだが、やっぱり営業は楽しい、ということだ。いいことも悪いことも普通のこともみんな楽しい。
今作も相変わらず椎名的読書の名エッセイになっており、まったく興味のない世界の本なのにみんな読みたくなってしまうのはどういうことだ。面白小説を追い求めるのも読書のひとつであるが、椎名さんのように好奇心に赴くままずんずんとそのジャンルを探求していくのも読書の醍醐味だろう。早くこういう大人の読書ができるようになりたい。
営業は京王線へ。
なんていうか最近はまっとうな営業マンに戻り、黙々と書店さんを廻っている。
そして気づいたのだが、やっぱり営業は楽しい、ということだ。いいことも悪いことも普通のこともみんな楽しい。