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1月25日(月)

セミたちと温暖化 (新潮文庫)
『セミたちと温暖化 (新潮文庫)』
日高 敏隆
新潮社
562円(税込)
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寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)
『寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)』
寺田 寅彦
岩波書店
756円(税込)
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キムラ弁護士、小説と闘う
『キムラ弁護士、小説と闘う』
木村 晋介
本の雑誌社
1,728円(税込)
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 ああ、ついに発見してしまった。というか今頃読んでいるのか、という感じなのだが。

 残念ながらお亡くなりになった動物行動学者、日高敏隆さんの『セミたちと温暖化』(新潮文庫)を読んでいて、やっぱり科学をしている人の文章はいいなあと思いを深める。そこでずーっと気になっていた『寺田寅彦随筆集』(岩波文庫)を手にしたのだが、これがもう私好みのまさに「随筆」で、とにかくページをめくっているだけで心地よいのだ。しばらくはこのシリーズ全5巻を読むことに集中したい。

 そういえば金曜日は、お医者さんから執行猶予付きで釈放された大竹聡さんと浅草を取材したのであった。ガンマーの下がった大竹さんは、相変わらずガブガブと酒を飲み、二人でテレビに映る朝青龍の相撲を見たのであった。

 営業は2月の新刊『キムラ弁護士、小説と闘う』の事前注文取りが佳境を迎え、あり得ない移動で書店さんを駆けずり回る。

 夜、松戸のR書店さんで3月から始まる販売コンペの説明会&飲み会に参加。
 御茶ノ水では2度勝っているのだが、ここ松戸ではいまだ優勝経験がなく、今度こそ勝ちたいのだが、周りを見渡すとみんな大きな会社ばかりで、なぜに私がここにいるのかという感じになる。

 そういえば名刺交換させていただいた出版社の営業マンからも「たぶんなんかうちの会社もお世話になっていますよね」と言われたのだった。偉くも大きくもなりたくないが、卑屈にもならないようにしないとな。

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