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3月18日(木)

残照 (角川文庫―ブラディ・ドール)
『残照 (角川文庫―ブラディ・ドール)』
北方 謙三
角川書店
555円(税込)
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 通勤読書は<ブラディ・ドール>シリーズ第7巻『残照』北方謙三(角川文庫)。
 動き出した物語はもう止まらない。怒涛の展開で、ここまで出てきた登場人物の人生が動きだす。涙にくれる埼京線。

 動き出したら止まらないのは本屋大賞も一緒で、4月20日の発表会に向けて、今月2度目の会議。

 夜7時半から10時過ぎまでかかってもろもろのことを決めて行く。途中空腹で腹が鳴りそうなるのを必死に抑える。たぶん実行委員の誰もが一瞬「なんでこんなことやっているんだろう」と思っただろう。そりゃあ当然の疑問で、この活動で誰ひとりとして儲からないどころか、このようにして会議は飲食一切なしで行われること多々なのである。

 ならばなぜやっているかというと、とにかく「面白い本いっぱいありますよ」と伝えたいのと、発表会の後の打ち上げのビールの美味さを求めてである。あの至福の一杯を飲みたいがために、この1年間、育児や家庭を旦那さんや親に頼み込んで、ここに来ている書店員さんが何人もいる。

 目標の10回まで、あと4回。
 そこまで本屋大賞が続けられるかわからないし、その時、実行委員の多くが40歳を越え、身体と気持ちがもつかも分からないが、今は第7回の本屋大賞の打ち上げのビールを目指して頑張るのだ。 

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