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4月14日(水)

「本屋大賞2010」の見本が出来上がったので取次店さんを廻る。
 銀行のように番号札をとって並ぶ仕入れ窓口は結構混んでおり、しばし待つ。
 しかしここで待つのは嫌いじゃない。各出版社の交渉が面白いといっては失礼だが、興味深いのである。

 本日目撃したのは、どうも売れ筋本を出す出版社が、想定外のところに大量に配本されたら困る!と言っているのである。思わず変わりにうちの本を...と言いそうになってしまったが、いやはやいろんな思惑がこの窓口で交差しているのだ。

 昼までに地方小出版流通センターに辿り着けるか、というのが本日の大きな目標だったのだが、ギリギリセーフ!!
 担当のKさんと「物をつくる」ということの原点の話をする。目が開く。

 午後は板橋の栗田出版販売まで。
 今年もやっとここまで辿り着いた。

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