4月26日(月)
- 『イモムシハンドブック』
- 安田 守
- 文一総合出版
- 1,512円(税込)
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「炎のサッカー日誌」を書こうと思ったが、試合終了後に観戦仲間のカタヤマさんが呟いた一言に尽きる。
「ここで負けるのが浦和なんだよね」
ついでにすっかり報告するのを忘れていたが、雑誌「散歩の達人」での連載「浦和レッズ炎の応援記」が始まった。スタートの号がFC東京のお膝元・調布特集って完全アウェーではないか。編集長の笑顔の下の邪悪な心が読み取れる。しかも編集部にFC東京サポの人がいて、泣きながらFC東京賞賛のページを作っていた。大丈夫か、「散歩の達人」編集部。
私がこの世で一番嫌いなものは、イモムシや毛虫のたぐいで、あれが道ばたでうにょうにょ前進しているのを見かけただけで、背筋が凍り付き固まってしまう。足も手もなく(あるのかもしれないが直視できない)、なぜ動いているのか理解に苦しむし、色遣いもグロテスクで、とにかく存在が気持ち悪い。
いつぞや娘の自由研究で、イモムシ観察なんていうのがあって、家の玄関に虫かごとともに置かれていたことがあったのだが、その時、私は縁側から出入りしていた。それでも寝ている間、階下にイモムシがいると想像しただけで、吐きそうであった。次に嫌いなものは寿司で、もし寿司の上にイモムシが乗っていたら、私は間違いなく悶絶死するだろう。
それなのに、書店店頭で『イモムシハンドブック』安田守著(文一総合出版)を発見したとき、すぐさま手に取り、何の迷いもなく購入してしまったのはなぜだろうか。表紙だけでも充分吐くに値するというのに、ページを開くなんて考えられない。しかし見たいのである。まさに怖いもの見たさである。
昼、新刊番台のお礼をかねて林カケ子さんと昼食。ロシア料理食す。
その後、『本屋大賞2010』の追加注文のあった丸善丸の内本店へ直納。
本屋大賞実行委員でもあるTさんに「早い!」と驚かれるが、新宿から東京なんて毎週40キロ走っている私には、徒競走だ。
それにしても『天地明察』は売れ過ぎなのではないか。発表翌日に100冊売った本屋さんがあるとか。そういう話を聞く度に、すっかり本の雑誌社社長に戻ったぐっさん浜本が「うちの増刊号はどうした!」と不機嫌になるので面倒くさいのである。「文藝春秋」みたいに受賞作全文掲載したらもっと売れるんじゃないっすかと適当な提案をしておいたが......。
まったく関係ないが、事務の浜田が新人編集者宮里に向かって「声がいい」と誉めていた。「ウソのない声だ」と。それは私の声があまりにウソくさいということなのだろうか。声がウソくさいってどういうことだ。妻はあんたの顔は人をおちょくっていると言っていた。
「ここで負けるのが浦和なんだよね」
ついでにすっかり報告するのを忘れていたが、雑誌「散歩の達人」での連載「浦和レッズ炎の応援記」が始まった。スタートの号がFC東京のお膝元・調布特集って完全アウェーではないか。編集長の笑顔の下の邪悪な心が読み取れる。しかも編集部にFC東京サポの人がいて、泣きながらFC東京賞賛のページを作っていた。大丈夫か、「散歩の達人」編集部。
私がこの世で一番嫌いなものは、イモムシや毛虫のたぐいで、あれが道ばたでうにょうにょ前進しているのを見かけただけで、背筋が凍り付き固まってしまう。足も手もなく(あるのかもしれないが直視できない)、なぜ動いているのか理解に苦しむし、色遣いもグロテスクで、とにかく存在が気持ち悪い。
いつぞや娘の自由研究で、イモムシ観察なんていうのがあって、家の玄関に虫かごとともに置かれていたことがあったのだが、その時、私は縁側から出入りしていた。それでも寝ている間、階下にイモムシがいると想像しただけで、吐きそうであった。次に嫌いなものは寿司で、もし寿司の上にイモムシが乗っていたら、私は間違いなく悶絶死するだろう。
それなのに、書店店頭で『イモムシハンドブック』安田守著(文一総合出版)を発見したとき、すぐさま手に取り、何の迷いもなく購入してしまったのはなぜだろうか。表紙だけでも充分吐くに値するというのに、ページを開くなんて考えられない。しかし見たいのである。まさに怖いもの見たさである。
昼、新刊番台のお礼をかねて林カケ子さんと昼食。ロシア料理食す。
その後、『本屋大賞2010』の追加注文のあった丸善丸の内本店へ直納。
本屋大賞実行委員でもあるTさんに「早い!」と驚かれるが、新宿から東京なんて毎週40キロ走っている私には、徒競走だ。
それにしても『天地明察』は売れ過ぎなのではないか。発表翌日に100冊売った本屋さんがあるとか。そういう話を聞く度に、すっかり本の雑誌社社長に戻ったぐっさん浜本が「うちの増刊号はどうした!」と不機嫌になるので面倒くさいのである。「文藝春秋」みたいに受賞作全文掲載したらもっと売れるんじゃないっすかと適当な提案をしておいたが......。
まったく関係ないが、事務の浜田が新人編集者宮里に向かって「声がいい」と誉めていた。「ウソのない声だ」と。それは私の声があまりにウソくさいということなのだろうか。声がウソくさいってどういうことだ。妻はあんたの顔は人をおちょくっていると言っていた。