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5月17日(月)

ヤングアダルト パパ
『ヤングアダルト パパ』
山本 幸久
角川書店(角川グループパブリッシング)
1,620円(税込)
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階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)
『階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)』
越谷 オサム
幻冬舎
648円(税込)
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 週末は浦和レッズ対ベガルタ仙台の観戦のため仙台で過ごした。
 試合観戦では想像を絶する出来事があったのだが、詳しくは「散歩の達人」にて。次々号での掲載予定。

 翌日曜日は仲間たちと別行動し、仙台の書店さんを駆け足で廻った。「仕事熱心ですねぇ」と言われたがそうではなく、本屋さんにしか興味がないのである。丸善、ジュンク堂2軒、あゆみブックス2軒、ブックエキスプレスを覗く。

 通勤読書は、山本幸久の『ヤングアダルト パパ』(角川書店)。14歳の男の子が子どもを持つという変化球な設定なのだが、中身はかなりシリアスで、著者名を見ずに読み出したらとても山本幸久の作品とは思えないだろう。そういう意味では評価が分かれる作品かもしれないが、私はかなり楽しめた。

 太田和彦さんのところへゲラをお届けした後、営業は川崎方面へ。

「NEWS本の雑誌」でも報告したが、丸善ラゾーナ川崎店では『階段途中のビッグ・ノイズ』越谷オサム(幻冬舎文庫)を返金保証付きで展開していた。

 担当の沢田さんは、以前より「もう書店員は向こう側(出版社側あるいは広告側)として見られ始めている。だから面白い本だと伝える新しい方法を考えないと」と話していたのだが、ついにこのような新たな試みが(以前ときわ書房で茶木さんがやっているが)行われるとは驚いた。

 もちろん「売らんかな」という発想ではなく、沢田さんは心底この作品に惚れ込んでいて、ひとりでも多くの人に読んで欲しいという展開なのであった。

 夜は本屋大賞の会議。発表会の反省など。

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