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6月24日(木)

こびとづかん (cub label)
『こびとづかん (cub label)』
なばた としたか
長崎出版
1,620円(税込)
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 京王線を営業。
 前回の訪問で、店全体が統一テーマでフェアをしているように感じた八王子の有隣堂さんを訪問すると、店長のSさんから「あっ! 7月にもう一度覗きに来てよ」と言われる。

 なんと7月には、手作りクラフトを集めたおもしろフェアを開催するとかで、「本じゃないんですけどね」と自重するSさんなのであるが、本屋さんという場所を面白くするという意味では大変意義深いことなのではなかろうか。そういえば昨年の今頃は、『こびとづかん』なばたとしたか(長崎出版)のフェアを大々的に行っており、やはりフェアの大変面白い書店さんなのであった。

 また別の書店の文庫担当者と話していたのだが、一時期の時代小説ブームに陰りが出てきたそうだ。以前であれば新刊をすべて買われていくお客さんもいたのだが、そういったお客さんが「もう飽きた」と話して帰るとか。

 時代小説と警察小説が、文庫を引っ張っていたように見えるのだが、果たして次はどんなジャンルが時代をつかむのか。そして「時代小説」を読んでいた読者は、どこへ向かうのか。

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