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6月30日(水)

おべんとうの時間
『おべんとうの時間』
阿部 了(写真),阿部 直美(文)
木楽舎
1,512円(税込)
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 ワールドカップが始まって二度目の徹夜。
 日本代表は負けてしまったが、ワールドカップの面白さはここから始まるのであった。ベスト8、ベスト4の試合こそが、ワールドカップなのである。

 我が地元・春日部のL書店さんを久しぶりに訪問すると、一歩遅く、旧くからお世話になっていた書店員さんは退職された後だった。

 注文書の脇に何だか異動か引越しを匂わすようなことが書かれていたのが数カ月前のことで、ずーっと気になっていたのだが、なかなかお店も行けず、そして電話もしなかったのが、この痛恨事につながるのであった。なんだろう、そういうときについ腰を引いてしまう性格はまさにこの春日部で過ごした少年時代から何ら成長していないのであった。

 店長さんに話を伺うと、なんとその書店員さんは北の大地にいるそうで、こうなるともう一生会えない気がするではないか。

 営業マンと書店員さんというのは当然仕事のつながりであり、それはやっぱり友達とは違うと思うのだが、その友達まではいかないにしても、それぞれの書店員さんに想いはあったりして、こういうあやふやな人間関係をなんて呼べばいいのだろうか。

 自分自身これでも結構フットワークよく仕事をしてきたつもりだったが、やっぱり決定的に何かが足りないのであった。中途半端な遠慮は、意気地なし以外何ものでもないのだ。

 あわててこちらも随分お世話になっているが、最近顔を合わせていなかった浦和のK書店Sさんを訪問。
 そこにSさんがいるだけで何だか嬉しくなってしまったが、『おべんとうの時間』阿部直美(木楽舎)の話などして盛り上がる。

 Nさん、お元気で!

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