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2月17日(木)

 なんだかみんなインフルエンザとか身内の不幸とかで休んでいるので、私も昨日、一昨日と休みを取って、第2の人生を歩むべく候補地である長野県の秋山郷を下見しに行ってきた。IMG_0921.JPG

 苗場山と鳥甲山に挟まれた秘境であり、かつ鈴木牧之の『北越雪譜』や『秋山記行』で描かれるように豪雪地帯であり、私はそういうところで誰にも会わず、晴耕雨蹴の暮らしをしたいと願っている。

 実際に行ってみると想像した以上に素晴らしいところで、これは明日にでも引っ越して来ようと思ったのだが、地元に人に「外から来る人もいるんですが、収入が安定しないのとこの雪に驚いてリタイアしちゃうんですよ」と言われる。除雪車を動かす仕事と思ったが、これには大型特殊免許と建設機械施工技士がいるようだ。暮らしていくというものはそういうものなんだろう。

 私は雪は大丈夫だと思うのだが、浦和レッズがないのとランニングができないのがネックかもしれない。北国のランナーはどうしているのだろうか。

 しかし帰って来てみて、この雪のない風景の物足りなさに、今、すっかりやられている。


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