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2月21日(月)

母子寮前
『母子寮前』
小谷野 敦
文藝春秋
1,491円(税込)
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 最愛の母親をがんで失う私小説『母子寮前』小谷野敦(文藝春秋)を読んでいると、妻から友人が、初期のがんで手術することになったとメールが届く。

 神奈川を営業。
 店舗縮小で約3分の1の大きさになった書店さんを訪問すると、「規模によって全然棚作りが違いますね、いろんなお店を訪問し勉強しています」と担当者さんが話されていた。

 一言に本屋さんといっても立地、規模によって、求められる売り場はまったく違うもので、ある駅中の書店の店長さんは、「仕掛ける本は2日で見切る」と言っていたのが、記憶に残っているが、坪効率やストック場所などを考えると、本当にそれくらいで判断していかないと、そのお店では売上を作っていけないんだろうと思った。

 どちらにしても手の入った、棚が耕されたお店は、店の大・小に関係なく魅力があるというものだ。

 その後、訪問したお店では、お店の入り口の数と仕掛け販売の関係やお客さんの動線の話などを伺う。こういうお話を聞いているのが一番楽しい。

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 本日より、白水社さんのホームページで「蹴球暮らし」という連載を始めさせていただきました。私の周りの「みる」「やる」「教える」のサッカーを、書いていく予定です。「炎の営業日誌」と合わせて、お読みいただければ幸いです。

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