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2月2日(木)

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 2/9号 [雑誌]
『Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 2/9号 [雑誌]』
文藝春秋
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甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)
『甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)』
中村 計
新潮社
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ホームグラウンド
『ホームグラウンド』
はらだ みずき
本の雑誌社
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 朝、埼京線のなかで「Number」796号を読んでいて、日大三高野球部の「涙の冬合宿密着記」という原稿に思わず号泣してしまう。

 真っ暗な早朝5時半から練習が始まり、一日約12時間、それが15日も続くのだそうだ。今、私は、女子サッカーのコーチを引き受けているが、これは教わる方も教える方も大変なことだ。なによりも部員と指導者の間に信頼関係がなければできないことだ。

 合宿最終日は朝練のみだそうだが、それが「ゴールデン」と呼ばれるもっとも恐れられている練習で、とにかく走りまくる。その過酷なダッシュの最後の1本は、部員全員が手をつないで走るそうだ。それを父兄やOBが見守っているのだ。もうダメだ。その光景を思い描いただけで涙が止まらない。

 執筆者の中村計は、名作『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮文庫) の著者。素晴らしい書き手だ。

 朝、メールの返信などした後、東横線の菊名へ。「サンロード」という洋食屋さんでランチ(チキンカツ)を食べながら、アウトドアライターの森山伸也さんと打ち合わせ。

 打ち合わせ後新横浜へ移動し、『ホームグラウンド』を人工芝を敷いて販促してくれるという三省堂書店新横浜店Hさんへ、展示用のサッカーボールを渡す。まさかやたらめったらサッカーボールを持っていることが役立つとは...。

 その後、東横線を営業しつつ、自由が丘よりぐぐっと横移動し、田園都市線を営業。

 とある書店でベテランの担当者さんと平台のなくなった売り場について話す。ストックが持てなくなった分、新刊の入れ替えが早くなったそうだ。もしかするとロングセラーやじわじわと売れ続ける本が減っているのは、そういう売り場の構成の影響もあるのかもしれない。

 会社に戻ると目黒さんが遊びに来ており、『ホームグラウンド』の装丁を褒められる。うれしい。具合が悪いので、十号通りの薬局で銀色の「ベンザブロック」を購入し、早めに帰宅。

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