3月13日(火)
- 『紙の月』
- 角田 光代
- 角川春樹事務所
- 1,620円(税込)
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『紙の月』角田光代(角川春樹事務所)があまりに面白く、久しぶりに出社をあきらめ、笹塚駅前のエクセルシオールカフェへ。傑作!
どこか生活に不満を抱いていた専業主婦が、アルバイトをし出し、自分のお金を手に入れられるようになったところから始まる転落劇。しかしこれを転落と言えるのか私にはわからない。大なり小なり人間はお金に振り回されて生きていくわけで、ではどのようにお金と付き合うのが正解なのか、おそらく答えはないのであろう。そして同じ逃走劇でも『八日目の蝉』とは小説の構造が異なるあたりがにくい。
ちなみにPR誌「ラインティエ」のホームページでは、その角田光代のインタビューが読めるようになっている。
営業後、『定食と古本』の事前注文締め作業。帰宅したのち、8キロRUN。
どこか生活に不満を抱いていた専業主婦が、アルバイトをし出し、自分のお金を手に入れられるようになったところから始まる転落劇。しかしこれを転落と言えるのか私にはわからない。大なり小なり人間はお金に振り回されて生きていくわけで、ではどのようにお金と付き合うのが正解なのか、おそらく答えはないのであろう。そして同じ逃走劇でも『八日目の蝉』とは小説の構造が異なるあたりがにくい。
ちなみにPR誌「ラインティエ」のホームページでは、その角田光代のインタビューが読めるようになっている。
営業後、『定食と古本』の事前注文締め作業。帰宅したのち、8キロRUN。