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3月16日(金)

 WEB白水社で連載している「蹴球暮らし」第24回:卒団大会(2)を更新。

 早起きして、埼玉スタジアムへ。明日のホーム開幕を前に自由席の入場順を決める前日抽選。あまりの寒さに震えながらしばし待ち、くじを引いたらびっくり仰天の好番号。こんなところで運を使わず、明日の浦和レッズに運が向きますように。

 家に帰っても震えが止まらず、しばしストーブの前で暖をとる。そうこうしているうちに遅刻の時間となり、泣く泣く出社。取次店さんに送っていたデータが文字化けしていると連絡あり、様々な手を尽くすがダメ。最後の最後で、事務の浜田のWindowsPCから送るとなぜか読めるようになり、ほっとひと息。『定食と古本』の部決。注文書一枚作成。

 銀座・教文館さんを訪問する。階段踊り場のフェアはいつ見ても面白い。今いちばん好きな本屋さんのひとつだ。しばしお休みされていたYさんが出社されていたので、しばしお話。その後、もう一軒大好きな本屋さんである山下書店東銀座店さんを訪問。こういうお店が地元にあったら、もう何もいらないという感じだ。

 そしていつの間にか店名が変わっていたのが「INAXブックギャラリー」で、3月1日から「LIXILブックギャラリー」になっていた。中身は変わらないので営業するわけでなく、棚を眺める。

 その後訪れた書店さんで、「もう7月の直木賞は決まりですよ!」と貫井徳郎さんの『新月譚』(文藝春秋)を薦められるが、それは4月に出る新刊だそうで、その書店員さんは「別冊文藝春秋」連載中に読んでいて、あまりの面白さに確信したらしい。

 そう言われてもまだ出ていない本は読めないのであった。悔しい。

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