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6月7日(金)

『グレート・ギャツビー』の世界 ダークブルーの夢
『『グレート・ギャツビー』の世界 ダークブルーの夢』
宮脇俊文
青土社
1,728円(税込)
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 居候編集者のカネコッチと9月に出す予定の新刊の打ち合わせ。
 組版や装丁などいろんなアイディアを語り合う。5分前には何もなかった空間に、様々な方向性が生み出されていくこの瞬間がとても好きだ。そしてカネコッチはいつも私の想像を上回るものを創りだしてくれるのでとても楽しい。

『謎の独立国家ソマリランド』が売れて、それを作った編集者と紹介されることが最近は増えてきたけれど、なんのことはない私は高野さんとお茶やお酒を飲んでいただけで、実際にあんなカッチョイイ本にしてくれたのは、ブックデザインのカネコッチと装丁家の日下充典さん、そして校正家の市村さんなのだった。

 昼、S出版社のエノくんに電話し、昼飯。
 私には営業の上司も部下もいなければ同僚もおらず、下手をするとガラパゴス化してしまうので、たまにこのように他社の営業マンと会って、話をしないと危険なのだった。本日もエノくんのガッツさに触れられ、売れているからとすぐに手抜きをしようとする自分自身を叱咤することに。しかし財布を持って来なかったエノくんに食事とお茶をおごるはめになる。どうりで妙に高級なお店に入っていったのだ。

 ちなみにエノくんも変わった営業マンで、営業だけに飽きたらず本を作っているのだった。
『「グレート・ギャツビー」の世界』宮脇俊文(青土社)。
 
 夜、レッズサポ仲間が本の雑誌社へ集結し、J1通算1000ゴール達成記念のDVD『URAWA REDS 1000 GOALS+』の上映会。神保町に響き渡るエメコール。社飲み、いいね。

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