8月13日(火)
- 『パチプロけもの道 (幻冬舎アウトロー文庫)』
- 田山 幸憲
- 幻冬舎
- 576円(税込)
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電車。いくらか空いているような空いていないような。本日より取次店さんは三日間の夏期休暇に。
営業に出かけようとすると事務の浜田が
「今日は涼しいから楽ですね」
と言ってくる。
確かに昨日よりは数度気温が下がったものの、外は34度......。どこが涼しいのだ。
書店さんを訪問し、『謎の独立国家ソマリランド』の帯を巻き替える。先日「講談社ノンフィクション賞」受賞帯にしたばかりなのだが、そののち「週刊文春」のR-40本屋さん大賞エッセイノンフィクション部門で1位に選んでいただいたため、本の雑誌社初の1位(&受賞)帯を製作したのだった。編集右腕カネコッチに作ってもらったPOPやパネルも立てて歩く。
夜、定時で会社をでる。
日頃はJRの御茶ノ水駅を利用しているのだが、気分転換が必要なときは秋葉原駅まで歩く。靖国通り沿いにある「安い本」と看板を掲げた古本屋さんの「雑学」という店頭棚で、『珍獣図鑑』中川志郎(新潮文庫/210円)や『日本全国 市場の興奮』オフロード編(講談社文庫/157円)なんて本を買って、電車のなかでペラペラするのが好きなのだ。
本日は田山幸憲『パチプロけもの道』(幻冬舎アウトロー文庫/157円)を購入。実家にあるような気がするが、ままよ。
田山さんは私が朝からパチンコ屋に並んでいたプータロー時代の憧れの人だった。「本の雑誌」7月号で会いたい人特集をやったけれど、もし願いが叶うなら田山さんと会ってみたかった(田山さんがねぐらとしていた池袋のパチンコ屋さんに見に行ったことがあるけど)。そして田山さんの本を作りたかった。