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8月26日(月)

日本全国もっと津々うりゃうりゃ
『日本全国もっと津々うりゃうりゃ』
宮田 珠己
廣済堂出版
1,620円(税込)
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サッカーデイズ
『サッカーデイズ』
杉江 由次
白水社
1,728円(税込)
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 すぐそこに秋がやってきているような気がするが、恥ずかしがり屋の秋は声をかけると逃げていくので、黙っておく。もう二度と真夏には戻ってきてほしくない。

 夏休み明けの出社。といってもいまや休み中もスマホでメールを確認しているので、久しぶりの出社感もなく、仕事もそれほど貯まっておらず。デスクワークを片付け、宮田珠己さんのところへ撮影に向かう。

「本の雑誌」9月号から「黒豚革の手帖・番外編」として内澤旬子さんに服装選びが残念な感じの男性のコーディネートをお願いしているのだが、その第1回目が宮田さんで、宮田さんの残念な服装と、内澤さんがコーディネートした後の「大改造!!劇的タマキング・ビフォーアフター」を写す必要があるのだ。

 撮影はすぐ済み、その後、宮田さんの『日本全国もっと津々うりゃうりゃ』(廣済堂出版)と私の『サッカーデイズ』(白水社)出版記念で行うトークイベント「サッカーバカと旅行バカ、こんな親でいいのかな対談」の打ち合わせ。担当する作家さんと並列で自分の名前がならぶなんてお前何様感たっぷりなのだが、いたしかたなし。打ち合わせ中に、宮田さんの奥さんから「こんな親じゃダメ」光線が飛んできたので、スットコランドを退散。営業。

 夕方、会社に戻ったところで、銀座・教文館のYさんから「ちょっと覗きに来ない」と電話が入り、すぐさま銀座へ。そこで見たのは、お店の一等地を使った『サッカーデイズ』のとんでもない展開に。

ginza.JPG


 そういえばYさんから『サッカーデイズ』に合わせて本の選書をしてほしいと言われており、家族小説にしぼって「家族も案外悪くない」というリストを提出していたのだ。

 それにしてもこの展開......。フェアだけでなく小冊子まで作っていただいているではないか。
 しかし本が売れなければお店の売上に直結するわけで、とてもその好意に報いるだけ私の本が売れるとは思えない。
 ううう。あの一角を買い上げるしかないか。坪いくらくらいだろうか。確か日本で一番土地の公示価格が高いところだった気がする......。

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