5月7日(水)
- 『たそがれ酒場 (中公文庫)』
- 半村 良
- 中央公論社
- 734円(税込)
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- 『本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)』
- 本の雑誌社
- 2,138円(税込)
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連休中に作ったケーキは、バニラシフォンとチョコレートシフォン。
すっかりシフォンケーキ作りにハマってしまったのだが、それは材料がシンプルでありながら奥が深く、そしてオーブンで膨らむ様子を眺める喜びと型から取り出すときのどきどきのせいだと思う。
チョコレートシフォンは我がバイブルである『小嶋ルミの決定版ケーキ・レッスン』(柴田書店)には載っていなかったので、初めてオリジナルで作ってみた。しかしオーブンに入れた瞬間、ベーキングパウダーを入れ忘れたことに気づき、顔面蒼白。いつもならオーブンの前で焼き上がるまでじっと眺めているのだが、すっかり不貞腐れて散歩に出かけたものの、なんと40分後にしっかり膨らんでいたのに驚いた(まあいつもより2センチ低かったけれど)。味も息子が気絶するほど美味しかったので、今度はベーキングパウダーを入れて完璧を目指す。
通勤読書は、小宮山書店のガレージセールで見つけた半村良の『たそがれ酒場』(中公文庫/100円)。
こちらは『雨宿り』『新宿馬鹿物語』に続く「バー・ルヰ」シリーズで、長年気になっていたもの未発見・未読だった(はず)なのでとてもうれしい。淡い人間模様がとても楽しいけれど、いかんせん『雨宿り』『新宿馬鹿物語』を読んだのがずいぶん前のことで、登場人物を思いだせず、再読してから読めばよかった。
午前中は「本の雑誌」の会議。神は降りず、2週間後に持ち越し。
昼、浜本とふたりマニタ書房さんを訪問し、もろもろ相談。
会社に戻ると5月21日搬入予定の『本屋の雑誌』の紙焼きが出てくる。
とんでもない本を生み出してしまった...というのが率直な感想。
何せ408ページすべて本屋さんの話なのだ。
帯のコピーである「今日も、明日も、ここにいる。」みなさんに届きますよう祈りつつ、最後のチェックに勤しむ。