9月4日(木)
- 『突変 (徳間文庫 も 19-1)』
- 森岡浩之
- 徳間書店
- 1,080円(税込)
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「本の雑誌」の新刊めったくたガイドにて、「年間ベストを争う傑作」と大森望さんが激賞しているのを読み、あわてて本屋さんに走ったのだけれど見つからず、調べてみたら発売前の本で、「本の雑誌」よ、発売前の本を紹介するんじゃねえと憤っていたところ、私が読んでいた「本の雑誌」は2014年10月号のゲラで、そもそもその「本の雑誌」も発売されていないのだった。
そして待ちに待って発売日に購入した『突変』森岡浩之著(徳間文庫)は、文庫なのに厚さ3センチ700ページを越える大作に驚いたものの、世界の一部が別世界の一部と入れ替わるという災害(突変)のアイデアがあまりに面白く、またそこに出てくる登場人物やチェンジリングという生き物に引っ張られ、読み出したら(仕事をサボっての)一気読み。これぞ、スーパーエンタメ小説の傑作だ!
青土社のエノ君にとっておきの情報をメール。ずいぶん貸しを作っているのでそろそろすき焼きのお誘いでもありそう。
夜、横浜で酒(私はレモネード)。大先輩より「43歳はいちばん脂の乗っている時期。夢中になって仕事をしろ!」と背中を叩かれる。押忍!