7月9日(木)
『謎の独立国家ソマリランド』を編集営業することで多くの達成感を得た後、ふたつの目標を立てた。
ひとつは社会的に役立つ本を作るということで(もちろん商売になるのは大前提)それは今年2月に出版した中国新聞取材班著『猪変』で達成できたように思う。これまで存在しなかったジャンルの本を作り、多くの新聞や専門紙で紹介してもらうことができた。もうひとつの目標は「10万部を越えるベストセラーを作る」ということだ。
今そのプロジェクトが動き出している。先日朝日新聞のひと欄でも紹介されたアジア18の国と地域でプロサッカー選手として活躍されている伊藤壇選手の本作りである。その打ち合わせのため調布に向かい、フリー編集者兼高野秀行さんのIT顧問ワタル社長と打ち合わせをする。
ワタル社長はさすが高野さんの無理難題をいつも引き受けているだけあって、ものすごくクレバーで明晰である。そして何よりも人がいい。人がいいから高野さんの無理難題を引き受けているわけだが、打ち合わせしていて気持ちいい。
その後、営業。
直帰して川口のメディアセブンへ向かう。宮田珠己さんの「迷路のような温泉旅館を楽しむ 」というトークイベントを拝聴す。
写真をスクリーンに映しながら進行するものの、どうやら写真では迷路感がまったく伝わらないようで、会場にはたくさんクエスチョンマークが浮かんでいる。
帰宅後、塾に娘を迎えに行く。雨が降ると忙しい。