11月9日(月)
- 『パルプ・フィクション [DVD]』
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- 1,543円(税込)
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- 『愛しの街場中華 『東京B級グルメ放浪記』2 (光文社知恵の森文庫)』
- 鈴木 隆祐
- 光文社
- 864円(税込)
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2ステージ制になったJ1が、まったく面白くない。
残り2試合にして年間首位のサンフレッチェ広島と勝ち点が並んでいるにも関わらず、土曜の埼玉スタジアムには殺気だった雰囲気もなく、結果1対1で引き分けても監督・選手たちからはチャンピオンシップがあるからとなんだかサラリーマンの報告書のような言い訳ばかり聞こえてくる。
消費税を10%にあげるのは許すけれど、2ステージ制は即刻廃止にして欲しい。
というわけで煮え切らないスタジアムから帰宅した後、「ディア・ハンター」「ウォールフラワー」を観、ツタヤに返しにいったその足で再レンタル。借りてきたのは「LIFE!」「戦場のピアニスト」「エル・スール」「パルプ・フィクション」の四本。
その中からまず「パルプ・フィクション」を観始めたのだが、これがぶったまげるほどの快作で、スタジアムの不完全燃焼を忘れ、即初めから再鑑賞。
タランティーノの映画は「レザボア・ドッグス」に続いて2作目なのだが、まったくでたらめに牌を集めていたら役満・大三元になっているような展開に感動を覚える。そして映画にも文体があることを思い知る。タランティーノの文体、めっちゃ好きだ。
「パルプ・フィクション」を脳内で再現しつつ通勤。通勤読書は『愛しの街場中華』鈴木隆祐(光文社知恵の森文庫)。その書名通り、やたらこだわったラーメンを作るラーメン屋ではなく、どこの街にもある(あった)中華料理屋を紹介するエッセイ集。
カレーの街と呼ばれる神保町だが、実はかなり多くのこだわりラーメン屋があるものの、私がもっとも足繁く通っているのは、まさに街場中華の光華飯店。何を食べてもふつうに美味い。昼飯なんていうのは、ふつうに美味いのが大事であって、すごく美味いラーメンはくたびれてしまう。
ちなみに私の街場中華の原点は、紙切り芸で有名だった林家正楽の実家か兄弟がやっていたその名も「正楽」。実家からすぐ近くにあり、外食より一歩手前のご馳走が正楽のラーメンだった。そんなことを思い出したのもこの本を読んだおかげ。
午前中、会議。
午後、牧眞司さんと単行本の打ち合わせをした後、営業。
帰宅後ランニング...のつもりが雨やまず。借りてきたDVDの中から「LIFE!」を堪能。