11月10日(火)
- 『本の雑誌390号』
- 本の雑誌社
- 720円(税込)
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- 『灰色の犬 (光文社文庫 ふ 16-5)』
- 福澤徹三
- 光文社
- 994円(税込)
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「本の雑誌」12月号搬入。特集は「太宰治は本当に人間失格なのか?」。企画会議の当日、電車のなかで特集のタイトルが突然ひらめき、それに合わせて内容を考えていった珍しいパターン。
昼、化学同人の山ちゃんが京都からやってきたので、「SANKOUEN」でランチ。数少ない気のおけない出版仲間。なにせ初対面で山ちゃん家に泊めてもらっているのだ。
午後、営業。
やっと雨があがったので走る気まんまんで残業せず会社を出たのだが、帰りの電車のなかで福澤徹三の『灰色の犬』(光文社文庫)を読みだしたところ、面白すぎて帰るの嫌になる。とりあえず京浜東北線終点の大宮駅まで乗り過ごし、読み進めることに。
奥田英朗と黒川博行を足したようなアウトロー小説。どんどんドツボにはまっていく登場人物3人の先行きがあまりに心配で、ページをめくる手が止まらず。