6月13日(月)
- 『疾れ、新蔵 (文芸書)』
- 志水辰夫
- 徳間書店
- 1,836円(税込)
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- 『血盟団事件 (文春文庫)』
- 中島 岳志
- 文藝春秋
- 994円(税込)
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ひどい二日酔い。サッカーの。頭の中をサッカーがぐるんぐるんしている。
週末、二日間とも埼玉スタジアムにいて、一日は観戦、もう一日はフットサルをしていたせい。齢とともになかなか抜けなくなっている。
目をつぶれば宇賀神の驚異的というよりは脅威的なミスパスと、前日の自分のゴールが交互にフラッシュバックする。毎日ボールを蹴りたい。毎日サッカーしたい。正真正銘サッカー中毒。
午前中、デスクワーク。手紙2通。ブックカバーの大量注文届く。ますます「本の雑貨社」に近づいていく。
午後、営業。伊野尾書店伊野尾さんと長話。
帰宅後、だいぶサッカーが抜けて来たので、志水辰夫の『疾れ、新蔵』(徳間書店)読み出す。冒頭よりストーリーが動きだし、一気にのめり込む。シミタツの時代小説を読めるのはなによりも至福。
そういえば週末に読み終えた中島岳志『血盟団事件』(文春文庫)は、現代とも相通じる社会状況のなか、生きることに苦悩する若者たちがなぜ「一人一殺」のテロに向ったのかを、資料に溺れることなくしっかり飲み込み消化された上で書かれた第一球の歴史ノンフィクションだった。