8月15日(月)
- 『大東京23区散歩 (講談社文庫)』
- 泉 麻人,村松 昭
- 講談社
- 1,188円(税込)
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- 『文庫本宝船』
- 坪内 祐三
- 本の雑誌社
- 2,700円(税込)
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夏休みもなく出社。通勤読書は、泉麻人『大東京23区散歩』(講談社文庫)。東京のほとんどの駅で降りているものの私が知っているのは本屋さんの場所のみ。ここで描かれている街の歴史や蘊蓄、そして東京の地形的な意味合いはまったく知らぬことばかり。いやはや面白い。
8月15日の神保町は嫌いだ。
靖国通りやすずらん通りに警察官が立ち並び、神田村の路地という路地が、バリケードで封鎖されるのだ。
そんな街宣車包囲網をくぐり抜け、本の雑誌社単行本史上最重量レコードを塗り替えた新刊、坪内祐三『文庫本宝船』の見本が届く。その重量なんと785グラム! 『吉野朔実は本が大好き』(775グラム)や『謎の独立国家ソマリランド』(670グラム)を超えて、堂々の新記録達成だ。
浜本、宮里とともにいい本に仕上がったとしばし撫でまわす。
営業後、『文庫本宝船』の事前注文〆作業。明日12冊(9・4キログラム)抱えて、取次店さんを廻るのだ。