8月19日(金)
- 『漂うままに島に着き』
- 内澤旬子
- 朝日新聞出版
- 1,620円(税込)
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- 『ヤクザライフ』
- 上野 友行
- 双葉社
- 1,728円(税込)
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- 『喰い尽くされるアフリカ 欧米の資源略奪システムを中国が乗っ取る日』
- トム・バージェス
- 集英社
- 2,052円(税込)
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- 『ガリンペイロ(採金夫)体験記―アマゾンのゴールドラッシュに飛び込んだ日本人移民』
- 杉本 有朋
- 近代文藝社
- 1,836円(税込)
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朝6時、部活に行く娘を駅まで送る。6時半、少年団の合宿に向う息子と妻を学校まで送る。父親の主な役割は送迎なのであった。
そのまま本日より世話になる実家まで車を走らせ、春日部から出社。複々線化も進み、半蔵門線も乗り入れ、20年前に比べてとても便利になっている。
本日も電話番。
所用でやってきた三省堂のUさんから、昼にサイン本を作りに内澤旬子さんが来店されると聞き、時間を合わせて、最新刊『漂うままに島に着き』(朝日新聞出版)を購入し、サインして頂く。
『漂うままに島に着き』は、内澤さんが『捨てる女』以後、ついに東京も捨て去り、小豆島に移住された顛末が書かれているのだけれど、読み始めたらページをめくる手止まらず、一気読みしてしまった。
決して田舎暮らし礼賛でもなく、誰もがふと思うであろうここではないどこかで暮らしたいを好奇心と行動力で実現した自然体の移住論であり、人生がんじがらめになっているようで実はがんじがらめにしているのは自分自身であって、もっと「漂って」(自由に)生きていけるんだよと言われているような気がしてくる今年度ベストエッセイ!
電話番の隙をぬって、池袋へ直納に出かけると面白そうな本が棚から声をかけてくる。
上野友行『ヤクザライフ』(双葉社)
トム・バージェス『喰い尽くされるアフリカ』(集英社)
杉本有朋『ガリンペイロ(採金夫)体験記』(近代文藝社)
購入。NHKスペシャル「大アマゾン 最後の秘境」でクローズアップされていたガリンペイロの本があったとは。そして三省堂書店池袋本店さんは、見つけ易さと発見する驚きが共存するとてもいいお店に進化しているではないか。
18時、店じまい。帰宅。
生まれ育った町の駅を降りると、同級生、先輩、後輩、近所の人から声をかけられるのではないかとつい身構えてしまう。
そういいながらも親友が営む酒屋に顔を出し1時間程雑談していると、老後はやっぱりここで暮らしたいかもなんて考えているから不思議だ。