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10月11日(火)

叫びの都市: 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者
『叫びの都市: 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』
原口 剛
洛北出版
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ベア・アタックス―クマはなぜ人を襲うか (2)
『ベア・アタックス―クマはなぜ人を襲うか (2)』
S.ヘレロ
北海道大学出版会
2,592円(税込)
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 丸善御茶ノ水店さんを訪問すると、最後のリニューアル準備中だった。今週いっぱいで、一階の文芸書売り場を含む古い什器を撤去し、新たな棚を入れるという。御茶ノ水駅を利用する私にとって、もっとも頻繁に訪れる本屋さん。いったいどんな売り場になるのか楽しみで仕方ない。

 午後、11月3日に養源寺(東京都文京区千駄木5-38-3)で行われる「しのばずくんの本の縁日」の出店者説明会に参加する。出版社約20社、古書店約15店、そして往来堂書店さんにキッチンカーが境内に並び、本を売るイベント。売る側だけれど、楽しみで仕方ない。

 その説明会を途中で抜け出し、ホテルニューオータニへ。受賞者の絲山秋子さんにお招き授かり、第52回谷崎潤一郎賞贈呈式に参列。選考委員の川上弘美さんの受賞作の『薄情』(新潮社)、同時受賞長嶋有『三の隣は五号室』(中央公論新社)に対し、「妥協せず書かれた小説」という評価に力強く拍手す。

 図々しくも二次会まで参加した後、南北線に乗って帰宅。電車のなかでは丸善御茶ノ水店さんで頂いた丸善ジュンク堂書店発行の「書標 ほんのしるべ」を読む。毎号まさに「ほんのしるべ」として楽しみにしているのだ。

(フ)さんが紹介されている『叫びの都市 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』原口剛(洛北出版)と「よむ くま」の記事にある『ベア・アタックス クマはなぜ人を襲うか(2)』S・ヘレロ(北海道大学出版会)に付箋をつける。

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