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1月24日(火)

「おすすめ文庫王国2017」の時代小説部門にランクインしていた天野純希『戊辰繚乱』(新潮文庫)が何となく気になり読み始めたのだが、これが「どっひゃー!こんな傑作読み逃していたのか!」と腰を抜かすほどの作品で、昨日今日と寝る間も惜しんでページをめくり大興奮の読了。会津藩士にして新撰組隊士の山浦鉄四郎と薙刀の名手であり烈女・中野竹子の幕末に飲み込まれた運命にどっぷり。青春小説であり、恋愛小説であり、新撰組小説でもある感涙胸熱の大傑作。

 北与野のBookDepot書楽さんへ『Y先生と競馬』のパネルとPOPをお届けす。担当のHさんとしばし本屋大賞に熱く語る。その後、埼玉を営業。しばらくぶりの満足感に浸りつつ、浦和の紀伊國屋書店Nさん推薦のぱぷりこ『妖怪男ウォッチ』(宝島社)を買い求め、本日は直帰。

 凍えるような寒さのなか、ランニング7キロ。走り終える頃、身体があたたまる。

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