6月3日(日)
痛風の痛みはほぼ消え去ったので、ランニングを再開。しかし、無意識にかばって走っていたようで、逆の足が痛くなり始める。6キロで終了。それでも気分爽快。
シャワーを浴び、昼食にペペロンチーノを食した後、DAZNでワールドカップ最注目のベルギーとポルトガルの試合を見る。いったいベルギーは、この十数年でどんな強化をしたのだろうか。世界的レベルの選手がどかどかと輩出され、2002年のワールドカップで引き分けた対戦相手とはとても思えない。
その後、ベッドに横になり、本日も読書三昧。一昨日買ってきた、戸田幸夫作・矢口高雄画『羆風』と『爪王』(ともにヤマケイ文庫)をむさぼるように読む。
実は前作『マタギ』はとても面白かったものの字が小さく、老眼にはつらく途中何度か本を置いてしまったのだけれど、今作は字が大きく太く改良されており、分厚く重量のある本ながら、まったく手から離れることなく、一気読みしてしまった。ヤマケイ文庫、グッジョブ!
熊、カモシカ(ともに『羆風』)、鷹、犬(ともに『爪王』)とそれぞれの動物と人々の暮らしを描いた傑作漫画だ。発表当時は考えられなかったかもしれないが、民俗学的にも貴重な資料なのではなかろうか。
夕刻、散歩がてら近所の本屋さんへ。欲しい本はことごとくなかったけれど、そこに本屋さんがあることが重要なので、並んでいた本を3冊ほど買い求める。
夕飯にコロッケを揚げたのでビールを飲んだら気持ち悪くなる。おかわりと一緒で、もう飲めないんだから飲まないこと。
ガンガンする頭を抱えつつ、NHK「ブループラネット」を見る。冒頭に出てきたコブシメの体色の変化があまりに鮮やかで劇的であり、もしやあれは保護色などではなく、渋谷のスクランブル交差点の周りに建つビルのモニター広告の一種なのではなかろうか。
いよいよ明日、『無脊椎水族館』の刷り出しがでてくる。