12月15日(日)
書店アプリ「honto with」で検索するとすでに入荷しているようなので、カリン・スローターの新作『贖いのリミット』 (ハーパーBOOKS) を買いにジュンク堂書店大宮店へ。
ジュンク堂と丸善と文教堂の在庫(と並んでいる棚番号)がわかるこのシステムが、全国の書店さんに活用されたらどれだけ地元で本を買うことが増えるだろうか。
目的もなくぶらりと本屋さんに行き、その場で出会った本を買うのは幸福だけれど、多くの場合は目当ての本があって本屋さんに向かうわけで、その際これだけ便利になった世の中であるかないかわからない状態でものを買いに行くことはほとんどない。しかも電車に乗ったり、車を運転したりして、時間やお金をかけてあると信じて買いに行き、なかったときの落胆はそのお店への不信感を生んでしまう。
それが事前に自宅で在庫確認でき、場合によっては取り置きまでできるこのシステムがあれば、家から一番近くにある、たとえ小さな本屋さんだったとしてもそこに本があることがわかればそのお店に向かうだろう。普及しますように。
というわけでしっかり棚に並んでいた『贖いのリミット』とともに棚をうろつき、R.A.スケルトン『〈図説〉探検地図の歴史』(ちくま学芸文庫)とスズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)を買い求める。『探検地図の歴史』が文庫なのに1760円で、『深夜高速バス〜』は単行本で1892円。これはポテトはSもMもLも全サイズ150円みたいなものだろうか。
大宮のあまりの人の多さに辟易し、浦和に戻ってパルコの好日山荘で買い物。前から目をつけていたノースフェイスの小さめのリュックを購入。ついでにパタゴニアのダウンを試着するも値札を確かめたら37,000円とあり、即座に棚に戻す。一瞬の試着だったが、その軽さ、暖かさが、忘れられず。
今夜は息子の誕生日パーティーなので、息子が大好きな興梠慎三の家族が経営している「ローストチキン コオロギ」へ向かい、もも身とはね身を買い求め帰宅。なんだか人混み疲れでぐったり。埼玉スタジアムのほうが混んでるはずなのに不思議だ。