3月18日(水)
電子版『山口瞳電子全集』の各巻に掲載されいた回想録を大幅に加筆・修正した山口正介『父・山口瞳自身 息子が語る家族ヒストリー』(P+D BOOKS)読了。
これまで山口瞳の息子である山口正介氏が書いた家族にまつわる作品は、どれも読み終えたあとにそんなものが読みたいわけじゃないんだよとフラストレーションが溜まっていたのだが、ここまで深く作品を読解し、そしてその作品で描かれなかった裏側の事実を補い,しかも自分の人生をかなり赤裸々に綴られており、もはやこの回想録自体が私小説のように思えてくる。550ページ近くを一気の読み進めてしまった。強烈。
午前中、企画会議。
午後、フェアの準備。
明日は会社の入っているビルが給水設備工事で終日断水のため、テレワークとなるらしい。