5月28日(木)
明日、日直の予定だったものの、編集部が出社したいということで、急遽本日出社に変更。例によって7時に会社へ。
テレワークというのは必要な仕事しかできなくて、私は50歳間近になってこんなこというのも恥ずかしいのだけれど、雑用が好きというか雑用が主な仕事だったりするので、なんかこのテレワークから抜け出して会社に行けるのが遠足みたいにわくわくしてしまう。出社したならば各自の机を拭いて、コーヒーを淹れ、郵便物やFAXを分け......「神は雑用に宿る」というのが心情なのであった。
結局、雑用、雑談、それと雑誌といった"雑"のなかで私は生きているんだなあとこの自粛期間の約2ヶ月の間で気づいたのだった。
雑用の後、明日、笈入店長が引き取りに来られるというフェアの最終確認。その後、書店さん向けDMを必死に作る。
訪問営業がままならない今、DMやFAXやメールなどでどうにか商品の魅力を伝えねばならず、それは差別横断幕からの無観客試合で太鼓やゲーフラなど応援グッズをすべて禁止された我らが浦和レッズサポが、唯一残された手と足でリズムを取り、誇り高く「We are Diamonds」を歌ったように、残されたすべての可能性をつかって、本を届けねばならないということだ。
集中して作業に勤しむと気づいたらあっという間に17時。くたくた。帰路につくと土砂降りの雨。どこにも寄れず帰宅。
風呂に入って食事をしたらそのまま倒れ込むようにベッドへ。