5月12日(水)
緊急事態宣言延長となるもあまりに混雑の変わらぬ電車に揺られ出社。会社に着くと編集の高野が『社史 本の雑誌』の編集作業の追い込みで目を三角にしていたのでそっとしておく。
デスクワークに勤しんでいると本の雑誌OBにして書評家の吉田伸子さんからメールが届く。先日とある相談事を受け対応したのだがその御礼。
そのメールを最後の部分になんとも自然な感じで最近読んで面白かった本の話が書かれており、まさしくこの面白い本を読んだときに黙っていられずおすすめしたいというのが、本の雑誌イズムなんだろうなあと思わず笑ってしまう。
なぜなら私も今朝ほど現在私が読んでいるロイド・スペンサー・デイヴィス『南極探検とペンギン』(青土社)が、椎名さんにぴったりなのではないかと報告したところだったからだ。
搬入した「本の雑誌」6月号が、なぜか定期部数分届かなかったと連絡をくださった本屋さんに不足分を直納。大層感謝されるがこちらの方こそ連絡いただけたことに感謝す。
毎日、夕方になると、今日できなかったことを、特にコロナ前に比べて考えてしまうのだけれど、そうしているとどんどんうつむき加減になって足取りが重くなってしまうので、どうにかそれを今日できたことに目を向けようと努力する。