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5月17日(月)

  • 南極探検とペンギン
  • 『南極探検とペンギン』
    ロイド・スペンサー・デイヴィス,夏目大
    青土社
    3,080円(税込)
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  • 日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年
  • 『日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年』
    田口俊樹
    本の雑誌社
    1,760円(税込)
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 電車、結構混んでいる。が、たまたま目の前の席が空き座れたのだが、次の駅でマタニティマークをつけた人が乗ってきたので席を譲る。浦和レッズが調子いいとどんどん人に優しくなれる。

 週末に読み終えたロイド・スペンサー・デイヴィス『南極探検とペンギン』(青土社)が、思わずスタンディングオベーションしてしまうほど面白かった。

 ナンセンやアムンゼンやスコットやシャクルトンなど極地探検の英雄が、まるで極地版「噂の真相」のごとく人間臭く記され、それと同時にスコット探検隊のメンバーであり、ひょんな経緯で世界初のペンギン学者になってしまったジョージ・マレー・レビックという歴史の中で埋もれてしまった人とその人がわざわざ暗号をつかって隠したペンギンの生態が解き明かされていく。

 各章のはじめに、同性愛、離婚、不倫、強姦、売春とあり、なんじゃこりゃ?と思ってたのだが、それはすべてペンギンのすることだった。ペンギンめっちゃおもしろいではないか、と夢中になって読んでしまった。

 8時半出社。早速、昨日、読売新聞書評面で宮部みゆきさんより紹介いただいた『日々翻訳ざんげ』の販促チラシを作り、書店さんへメールやFAX送信。

 その後、7月刊行予定の鈴木輝一郎『印税稼いで三十年』の著者校が戻ってきたので、確認の上、デザイナーさんに送付。

 そうこうしていると『日々翻訳ざんげ』の追加注文がばたばたと入りだし、午後は直納へ向かう。

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