翻訳家であり文芸評論家としても活躍中の鴻巣友季子さんによる、代官山 蔦屋書店の不定期連続イベント「鴻巣友季子の文学茶々」。
VOL・3の今回は、ついに5巻目が刊行となった『風と共に去りぬ』鴻巣さん新訳(新潮文庫)の刊行完結記念です。
シングルマザーになって起業して、また結婚して、また離婚して――。あの歴史的名作は、女性の人生のすべてが詰まった〝フルコース〟な物語! アメリカ南部の大農園に生まれたスカーレット・オハラは最初の夫をあっという間に失い、10代にして未亡人に――。それでも明るく、強く、わがままに、なにより私らしく生きたい!
あの名作映画のファンだけではなく、現代の女性にこそ読んでほしい共感必至の圧倒的ベストセラーを、新鮮な訳でお届けしてきた鴻巣友季子さんの『風と共に去りぬ』も、いよいよ最終巻である5巻目が刊行に!
第1巻・第2巻の刊行記念として4月におこなわれた「文学茶々」VOL・2で話された、物語の容赦なき「アンチクライマックス」は最終巻ではどうなっているのか?
そしてあのラストの2つの名せりふを、鴻巣さんはどう訳したのか?
鴻巣さんの盟友・久住昌之さんをゲストに、お二人が世紀の名作をめぐってにぎやかにおしゃべりする小一時間です。
店内でのイベントです。50分ほどのトークのあとサイン会となります。下記ご参加方法をお読みください。
<プロフィール>
鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
翻訳家。訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、J.M.クッツェー『遅い男』『恥辱』、T.H.クック『緋色の記憶』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』ほか多数。文芸評論家、エッセイストとしても活躍し、『カーヴの隅の本棚』『熟成する物語たち』『本の寄り道』『全身翻訳家』『孕むことば』『明治大正 翻訳ワンダーランド』『翻訳問答』(片岡義男氏との共著)など、多数の著書がある。
久住昌之(くすみ・まさゆき)
1958年東京都生まれ。マンガ家。ミュージシャン。1980年、和泉晴紀とのコンビ 「泉昌之」の『夜行』でマンガ家デビュー。実弟・久住卓也とのユニットQ.B.B 作の『中学生日記』で第45回文藝春秋漫画賞を受賞。谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』はフランス他数カ国で翻訳出版されている。同作は2012年よりTVドラマ化され、その劇伴音楽も全て制作。水沢悦子との共著『花のズボラ飯』は「このマンガがすごい!2012」オンナ部門1位となり、同年ドラマ化。また、泉昌之の『食の軍師』は2015年にドラマ化。エッセイ『ふらっと朝湯酒』『野武 士、西へ二年間の散歩』『久住昌之のこんどは山かい!? 関東編』、絵本『まる・さんかく・しかく』など著書多数。
開催日時 | 2015年7月24日(金)19:00~ |
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会場 | 代官山 蔦屋書店 一号館二階イベントスペース |
参加方法 | 2015年6月16日(火)朝7時より、代官山 蔦屋書店 一号館一階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。新潮文庫刊の『風と共に去りぬ』第5巻付き参加券(1500円税込)もしくは入場券(1000円税込)、どちらかをお買い上げになることが参加条件です。 第5巻付き参加券でご参加のお客様にはトーク終了後、鴻巣さんが本書にサインいたします。また第5巻付き参加券は、ECオンラインストアからもお申込みができます。なお、『風と共に去りぬ』第5巻の当店での発売日は、6月26日(金)です。イベント当日前に本と整理券をお引取りの方は、6・26(金)以降となります。ECでご注文のお客様につきましても、書籍と券の発送は6・26(金)以降となります。ご了承ください。 ※1000円入場券でご参加のお客様は、イベント当日、第1巻、2巻、3巻、4巻のいずれかをお買い上げいただければ、鴻巣さんがサインをいたします。 久住昌之さんのサインにつきましてはイベント当日、当店にて久住さんの書籍を何かご購入いただければサインをいたします。 参加券は御一人一枚です。御一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。 |
定員 | 50名 |
問い合わせ先 | 03-3770-2525(営業時間内の問い合わせとなります。 |