第二次大戦後、ミステリは好事家の嗜みから、文芸エンターテイメントの一大ジャンルに成長しました。今年5月に刊行された『ミステリ編集道』(本の雑誌社)は、時代の寵児として活躍した当時の作家達にーーではなく、"縁の下の力持ち"として黒子に徹した13人の名編集者にスポットを当て、ミステリ界の裏面史ともいうべき系譜をたどった一冊です。
今回のLiveWireでは、その著者、すなわち"黒子の黒子"として絶妙の"立ち回り"を演じたシンポ教授こと新保博久さんを招いて、この本が成立するまでのご苦労と、そこから浮かび上がってきた戦後ミステリ史についてたっぷり伺ってみようと思います。
インタビュアは、今まさに"ミステリの現代史"を作り上げている最中の現役編集者、小説新潮編集長・新井久幸さんと東京創元社・桂島浩輔さんにお願いすることになりました。なんと、インタビュアーとインタビューイの大逆転。ミステリファン好みの"メタ"構造となったこの舞台の上で、いかなる"謎"が解き明かされるのか? ぜひおたのしみに。
なおこのイベントの動画配信はいたしません。
事件の顛末は、現場でお確かめください。
〈インタビュアー〉
小説新潮 編集長・新井久幸
東京創元社・桂島浩輔
〈ゲスト〉
新保博久
開催日時 | 2015年7月6日(月)19:30~(開場19:00) |
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会場 | Cafe Live Wire 東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F |
入場料 | 前売り1500円(当日500円up)+飲食代 |
問い合わせ先 | TEL 03-6273-0430(Cafe Live Wire) |