翻訳家、作家、作家であり装丁家の四人が、名著『罪と罰』の内容を僅かな手かがりから推理、その後みっちり読んで朗らかに語り合う。
本書『「罪と罰」を読まない』の刊行を記念し、岸本佐知子さん、三浦しをんさん、吉田篤弘さん、吉田浩美さんのミニトーク&サイン会を開催いたします。
店内でのイベントです。50分ほどのトークのあと、サイン会となります。ご本には、四人のサインが入ります!
書籍を買うことが参加条件です。下記ご参加方法をお読みください。
<プロフィール>
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
1960年神奈川県生まれ。翻訳家。訳書に、ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』、ジュディ・バドニッツ『元気で大きいアメリカの赤ちゃん』、ニコルソン・ベーカー『中二階』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、リディア・デイヴィス『話の終わり』、ショーン・タン『夏のルール』などがある。また編訳書に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』ほか、編書には『変愛小説集 日本作家編』がある。エッセイ集『ねにもつタイプ』で2007年講談社エッセイ賞を受賞。近訳書にジュライ『あなたを選んでくれるもの』、デイヴィス『サミュエル・ジョンソンが怒っている』、『コドモノセカイ』(編訳)がある。
三浦しをん(みうら・しをん)
1976年東京都生まれ。2000年『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、12年『舟を編む』で本屋大賞を受賞。他の小説作品に『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『きみはポラリス』『神去なあなあ日常』『星間商事株式会社社史編纂室』『まほろ駅前番外地』『まほろ駅前狂騒曲』『天国旅行』『木暮荘物語』『政と源』『あの家に暮らす四人の女』など、エッセイ集に『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』『お友だちからお願いします』『本屋さんで待ちあわせ』などがある。
吉田篤弘(よしだ・あつひろ)
1962年東京都生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を行っている。2001年に講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞。2014年に世田谷文学館にて「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」 を開催。おもな小説作品に『つむじ風食堂の夜』 『空ばかり見ていた』『フィンガーボウルの話のつづき』 『針がとぶ』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 『78ナナハチ』『小さな男*静かな声』『モナ・リザの背中』『なにごともなく、晴天。』『ガリヴァーの帽子』『電氣ホテル』など、エッセイ集に『木挽町月光夜咄』『うかんむりのこども』がある。
吉田浩美(よしだ・ひろみ)
1964年東京都生まれ。クラフト・エヴィング商會の店主をつとめ、同商會名義によ
る著作とデザインの仕事を行っている。2001年に講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞。2014年に世田谷文学館にて「星を賣る店クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」 を開催。おもな著作に『ア・ピース・オブ・ケーキ』『クラウド・コレクター雲をつかむような話』『すぐそこの遠い場所』 『らくだこぶ書房21世紀古書目録』『ないもの、あります』『じつは、わたくしこういうものです』『テーブルの上のファーブル』『アナ・トレントの鞄』『おかしな本棚』『注文の多い注文書』(小川洋子との共著)』『星を賣る店』などがある。
開催日時 | 2015年12月16日(水)19:00~ |
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会場 | 代官山 蔦屋書店 一号館二階イベントスペース |
参加方法 | 2015年11月20日(金)朝7時より、代官山 蔦屋書店 一号館一階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。『「罪と罰」を読まない』(文藝春秋 1404円税込み)をお買い上げになることが参加条件です。なお、『「罪と罰」を読まない』の当店での発売日は、12月12日(土)となります。イベント当日前に本と整理券をお引取りの方は、12月12日(土)以降でお願いいたします。 参加券は御一人一枚です。御一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。 |
定員 | 50名 |
問い合わせ先 | 03-3770-2525(営業時間内の問い合わせとなります。 |