かつて、吉祥寺にあったミステリ専門書店「TRICK+TRAP」(トリックトラップ)。編集稼業の傍らその運営に関わった、元東京創元社の名編集者、戸川安宣。武蔵野在住で吉祥寺の書店事情にくわしく、『本屋図鑑』の書き手の一人でもある編集者・ライター、空犬太郎。『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)を上梓したばかりの本屋好きの2人が、本屋の歩き方、本屋の楽しみ方、本屋の現在(いま)を縦横無尽に語ります。
イベントに参加くださったみなさまには、特典として、「TRICK+TRAP」(トリックトラップ)で配布されていた、今や幻のフリーペーパー『マンスリー・トリック・トラップ』と、ひらいたかこ・いしいひさいちのイラストがあしらわれた同店のブックカバーをプレゼントします。
出演者プロフィール
戸川安宣(とがわ・やすのぶ)
1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。創元推理文庫のほか〈バルザック全集〉〈ヴィリエ・ド・リラダン全集〉などの企画・編集に関わる。編集長時代には、当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で〈日本探偵小説全集〉を企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影響を与える。 2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。2003年から2007年まで、吉祥寺でミステリ専門書店「TRICK+ TRAP」の運営に携わる。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、杉みき子『マンドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)など。
空犬太郎(そらいぬたろう)
1968年生まれ。編集者・ライター。書店テーマのブログ「空犬通信」やトークイベントを主催。編著書に『ぼくのミステリ・クロニクル』(共著、国書刊行会)、『本屋図鑑』『本屋会議』(ともに共著、夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(ともに共著、洋泉社)がある。
開催日時 | 2016年12月10日(土)13時半開場14時スタート |
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会場 | 武蔵野商工会議所5階 第3会議室 武蔵野市吉祥寺本町1-10-7 |
参加方法 | ブックス・ルーエで『ぼくのミステリ・クロニクル』お買い上げの際にイベント参加希望の旨お伝えください。整理券を配布致します。当日書籍と整理券持参のうえ、ご来場ください。 |
入場料 | 無料 |
定員 | 30名 |
関連URL | http://www.musashino-cci.or.jp/about/map/ |
問い合わせ先 | 0422(22)5677 担当花本 |